「津久井やまゆり園長」植松聖を就職時から不安視・・・利用者にいたずら書き

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   45人の入所者が殺傷された「津久井やまゆり園」の入倉かおる園長はきのう27日(2016年7月)に会見し、植松聖容疑者(26)が勤務していたころの奇異な言動を明らかにした。植松は4年前に働き始めてすぐに利用者の手にいたずら書きをしたことがあり、「軽い気持ちで書いたと反省していたが、相手(障害者)を軽く見ているというか、尊厳を大切にしていない態度がその頃からあったのかなと思います」と語った。

措置入院の医師にも「ヒトラーの思想が降りてきた」

   昨年1月に刺青をしていることがわかり、いつ入れたのかと聞くと、20歳の時と答えたという。大学の同級生には「彫師を目指している」と言っていたといい、この頃から態度が変わったともいっていた。

連携を見直し

   そして、今年に入って態度が大きく変わったという。「利用者の方々の人権を侵害するような発言、『死んだほうがいい』というような発言をし始めました。急に変わった印象を受けました」「自分の考えが正しいと何度も訴えていたので、話し合いの中で辞めるということになりました」

   植松はこれより先、衆議院議長あてに「障害者を殺す」という手紙を出し、これについて警察官の立会いで園と話をしたが、「ヒトラーと同じだ」と諭しても受け付けなかったため、危険を感じた警察が相模原市に連絡。精神保健福祉法に基づく措置入院の手続きを取った。そのときも医師に向かって「ヒトラーの思想が降りてきた」と話していたという。

   医師は大麻の陽性反応があったことなどから、「薬物性精神病性障害」と診断したが、「大麻で言動がおかしかった」と話すまでに回復したため、13日後に退院させていた。退院は警察に連絡しなかった。

措置入院後も施設周辺をうろつき!防犯カメラ設置したが・・・

   3月初めに再び園の近くで植松の姿を見かけたため、園は津久井署の助言で防犯カメラ16台を設置したが、入居者や家族には理由を言わなかったという。園は入居者の散歩に注意を払うなどしていたが、このような凶行は予想できなかっただろう。

   塩崎恭久・厚生労働相は「措置入院後のフォローアップをどうするか。他の役所、地方自治体とも連携しながら、再発防止策を練っていきたい」と話した。

   司会の夏目三久「措置入院は、警察、行政、施設、病院の連携を見直す必要がありますね」

   竹内薫(サイエンスライター)「13日で『危険性がなくなった』と判断したわけですが、本当に危険はなかったのでしょうか。病院も対応に苦慮することが多いが、退院後のフォローアップをしっかりやらないといけないということでしょうね」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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