美人・北川景子を見せるための粗製乱造!ドラマの醍醐味もコメディーの楽しさもなし・・・漂うチープ感哀し 
<家売るオンナ 第3回>(日本テレビ系)

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   万人が見て美貌の持ち主だと思える北川景子に、どんな役を振れば視聴者の女性に反感を買わないかと考えた末に、コメディの中の笑わない女ではどうだろう、と作り手が考えたのか。テーコー不動産新宿営業所の営業ウーマン、三軒家万智(北川景子)は、常に「ゴー」と同僚にはっぱをかけて家を売りまくるヤリ手のキャリアだ。

   今回はものを全く持たない男と、物を捨てられない女の2人(実は元恋人同士)に、極狭の3階建て物件をまんまと買わせる話である。営業所の上司・屋代(仲村トオル)が家の現地販売を命じ、それぞれの物件に所員を張り付かせるが、ほとんどが上手くゆかない。だが、万智の哲学は「物件を売るのは個人技です」であって、相手によってあの手この手の知恵を巡らせ売りまくりに成功するのだ。

 

   その辺のマンションや建売住宅には、週末になるとハタハタとケバイ幟が立ち、何となくわびしい雰囲気が漂う。そんなところに超美人が目玉を剥いて「いかがですか」と迫れば、思わず「買います」と頷くだろうと、見ている方は笑いながら終りまで見てしまう。部下の所員の工藤阿須加やイモトアヤコらは、みんなが北川を盛り上げるために配された刺身のツマで、手柄は全部万智が持ってゆく。

   しかし、である。今期の連ドラの中で視聴率は1番いい部類だが、全体にチープ感が漂い、ドラマを見る醍醐味もなければ、コメディで憂さ晴らしするには何かが足りない粗製乱造のイッポンである。(放送2016年7月27日22時~)

   

(黄蘭)

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