「豊洲疑惑」スッとぼけてるのはだれだ?事務系も技術系も縦割り横割り都庁で「オレ知らねえ」

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   豊洲新市場の問題で小池百合子都知事が緊急出演した。「建物の下に盛り土をしないという重要な判断を、誰がいつしたのか、明らかになっていなっていません」と、松村正代キャスターが歴代の知事や市場長の釈明を伝えた

   「詳細を思い出して説明することむずかしい」(石原慎太郎元知事)

   「記憶が定かでない」(元市場長)

   「報告受けてない」(別の元市場長)

   「盛り土については、もういじらないという認識だった。地下空間を造りますという具体的な説明はなく、記憶に残らなかった」(工事法を検討する会議に出席した長谷川猛・東京都環境科学研究所長)

設計図は地下空洞、PR動画は盛り土

   NHKの取材によると、地下空間を発案したのは東京都の技術系の職員だったという。建物の下に作業空間を確保することが必要といった理由からだそうだ。しかし、技術系の職員の上司にあたる事務系出身の市場長には詳しい説明がされないまま了承されたと見られるという。

   豊洲市場の問題を検討するプロジェクトチームの森山高至さん(建築エコノミスト)は、事務系職員と技術系職員の縦割り意識が背景にあったのではないかと指摘する。「縦と横で割られたマトリクスになっていて、ひとつの担当セクションが小部屋になっている。そこに整合性があるのか、誰も統括して見ていない可能性はあります」

   NHKが入手した豊洲市場の設計図によれば、3年前の時点で建物の下は空洞になっており、盛り土の表記はない。その一方、都が公開した新市場の動画では、ないはずの盛り土を安全対策の柱としてPRされたていた。

NHKクローズアップ現代+(2016年9月27日放送「『豊洲問題』の深層に迫る 緊急出演 小池都知事」)

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