尾野真千子の熱演倒れ!「そんな馬鹿な」の隙だらけストーリーがっかり・・・取調室で拳銃手渡し!?
<ドラマスペシャル 狙撃>(テレビ朝日系)

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   佐藤浩市と尾野真千子主演のキャスティングを見て、相当チカラ瘤が入っているなと思い、期待してみたが、隙だらけの期待外れ。何故なら、小説の世界では成り立っても、映像では「そんな馬鹿な」と感じる部分が多々あったからである。次期首相候補暗殺未遂犯人を特定するUSBを持っている公安の貴島(阿部サダヲ)を完全監視しているという組織が、彼をどこまでも追い回す場面がある。
   そのくせ、彼を庇おうとする主人公の上月涼子(尾野真千子)が、彼女の家に連れてくると、追手はさっぱり来ない。24時間監視しているのならば、上月の家だってお茶の子で特定しているはずだろう。後になって盗聴されていたとはわかるのだが。
   また、この公安官ばかりでなく、上月の味方らしい成瀬(北村有起哉)という仲間も殺されてしまい、挙句の果てに、警察改革をすると頑張っていたキャリア上司の警務部特務監察室室長の鎮目(佐藤浩市)までが殺されてしまう。最後のショックと大宣伝していたが、これも間抜け。
   暗殺未遂から助かり鎮目を励ましてくれた元国務大臣の宮田(柄本明)が、USBに写り捕まった犯人と話をさせてくれというので、それを実現させてやったところ、犯人に拳銃を渡して宮田が鎮目を殺させるのだ。つまり、警察大改革をやらせないための組織の論理で。こんなバカなことがあるか。殺人未遂犯人に会わせるのならば、必ず誰か警官が立ち会うはずだからだ。尾野真千子の熱演倒れ作品。(放送2016年10月2日21時~)

(黄蘭)

               
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