山田涼介なかなかの好演!屈折したお坊ちゃま似合ってる・・・月9で珍しく「ドロドロ人間ドラマ」期待したい
<カインとアベル 第1回>(フジテレビ系)

印刷

   大昔、亡きジェームス・ディーンの主演で作られて大ヒットしたエリア・カザン監督の映画「エデンの東」は、旧約聖書の『カインとアベル』の物語をヒントにしているジョン・スタインベックの原作が元だ。当作品もさらにこれらを下敷きにした物語である。
   高田総合地所KKの御曹司2人、生真面目で父親に従順な長男の隆一(桐谷健太)は副社長、次男の優(山田涼介)は父親に認められていないといつも屈折している平社員。それが新しいプロジェクトのメンバーに選ばれて、老舗の出店を促す役柄を任されるが上手くいかない。結局、ひねた職人風の親父が経営するイタリアン・レストランを、何度も通ってようやく出店にこぎつけるまでを描く。
   山田涼介はいかにもな茶髪のジャニーズ系だが、屈折しながらも育ちのいいお坊ちゃまらしさは醸し出している一方、父親の貴行になる高嶋政伸はむっつりした偏屈親父で、大会社の社長にしては品がない。創立50周年の大会社の社長なのに小物感が漂う。長男の桐谷健太はauのはじけたCMのキャラクターが邪魔をして、優等生のイメージが湧かないし、声が悪いので御曹司には向かない。
   ただし、浮ついて頭で考えたクソ恋愛ドラマばかり続いてきた月9枠で、久しぶりの家族や人間ドロドロドラマなので、暫くは見てみる気になった。残念ながら第1回の視聴率は悲惨な8・8%。まあ、めげずにやりなされ。内容が面白ければ、客はそのうちついてくる。(放送2016年10月17日21時~)

(黄蘭)

採点:0.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中