日本でも人気が出る!?  ドゥテルテ大統領「暴言」の背景

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   歯に衣着せぬ「暴言」で知られるフィリピンのドゥテルテ大統領が昨日(2016年10月25日)来日した。国内での支持率86%と圧倒的な大統領だが、昨日の都内でも、ちょっとしたフィーバーが見られた。日本在住のフィリピン女性たちが、大挙してホテルに押しかけたのだった。

   18時頃、ドゥテルテ大統領を待つのは女性ばかり数百人。「朝の9時半からいます」「顔がみたかった」「会いたかったから」と普通に日本語で話す。滞日も長いのだろう。「We love Duterte!!」

   そしていよいよドゥテルテ大統領が現れた。護衛に挟まれて足早に女性たちに近づくと、「わー」「キャー」と大騒ぎ。差し出す手を握って、大統領も大サービスだ。

「くたばれ、ミスターオバマ」が物議

   そもそもがお騒がせな人だ。麻薬撲滅に地方知事として力を振るったといえば聞こえがいいが、麻薬患者や密売人をバンバン殺しちゃったのである。それで麻薬取引が激減したのを実績に、大統領選挙にまで勝った。で、大統領としても同じことを続けたのだ。

圧倒的な人気

   先月30日にも、「麻薬中毒患者を、喜んで『虐殺する』」と発言していた。その乱暴なやり方に、アメリカのオバマ大統領が苦言を呈すると、「くたばれ、ミスターオバマ」とやった上に、先の中国訪問では、「アメリカと経済・軍事の決別」と言って世界を驚かした。

   が、本人は「外交と関係は別」などと言って、平然としている。特にアメリカに対して強硬なのが、フィリピン人にはたまらないらしい。アメリカとは長い歴史があるからね。

   小倉智昭「祖国を非常に愛している人ですからね。国民には圧倒的な人気ですが、日本ではどうでしょうか」

   昨日は、外相の晩餐会、今日は安倍首相と会談し、天皇陛下とも会見する。この伝え方もまた、難しい。特に中国に対しては、南シナ海問題を棚上げにした。日本の一番の関心事で、フィリピンとの協力関係にも影響しかねない。さあ、どうなるか。面白い。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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