貧して鈍するフジテレビ!NHK「あさが来た」人気の玉木宏にちゃっかり便乗
<キャリア~掟破りの警察署長 第3回」(フジテレビ系)

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   桜吹雪の遠山の金さんをもじった刑事ドラマ。遠山金志郎(玉木宏)は水戸黄門の印籠みたいに警察官の徽章を示して悪人をやっつけるキャリア署長だ。署員たちからは現場に出てくるなと迷惑がられているが、1人でリュックを背負ってどこへでも行く。今回は1人暮らしの高齢者がガス中毒で意識不明になった事件で、介護士の百合子(奥菜恵)が疑われる。だが金志郎は彼女の優しさを目撃していたので、犯人ではないと彼女を庇う。現実社会でも、介護施設での陰惨な事件が起きて、テーマとしてはタイムリーな話である。
   フジテレビは実に分かり易い。何故なら、NHKの朝ドラ「あさが来た」で、のほほん旦那に扮して大人気だった玉木を起用して、いっちょ人気刑事ドラマを作ろうと考えたのではないか。時期的に合うのだ。視聴率的に落ちぶれた局は情けないものだ。
   結局、別の老人から遺産を譲られていた百合子は、8千万円を施設に寄付しており、本人がスキルス癌に侵されていて余命わずかとわかる。犯人は別人の介護士だった。何かと金志郎に盾突く部下の南洋三(高嶋政宏)はキャリア署長に鼻を明かされて面白くないが、相川実里(瀧本美織)らは遠山に一目置いていて解決を喜ぶ。
   今回のゲストの介護士、奥菜恵が様変わりしていて驚いた。下半身ネタでワイドショーを賑わせていた昔に比べると、人生に疲れた中年女ぶりが板についていて、役にぴったりだった。(放送2016年10月23日21時~)

(黄蘭)

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