2024年 4月 19日 (金)

パリ男味のトースト!?気取った店の恥ずかしい誤訳メニュー!

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   無性にオムライスを食べたくなり、渋谷の老舗洋食店に行ってきた。念願の味に幸福感いっぱいだったが、ある一文を見て吹き出しそうになった。フレンチトーストの注釈に「パリジャンな味」と書かれている。当店オススメなのだそうだ。えっ、パリジャンって、パリに住んでいる男性っていう意味じゃなかったっけ。パリの男性のような味って、とっても気になる。

   カクテルに「パリジャン」というのはあるらしいが、この洋食店のフレンチトーストは、アルコールにパンを浸して作ってはいないようだ。おそらく書いた人は「パリにいるような気分になる味」と言いたかったんだろう。

近ごろ増えてるスペルミス・・・原因は翻訳ソフト乱用

   新宿の有名なビルに入っているイタリアンレストランでは、「Softo Drink」とメニューに記載されていた。六本木ヒルズにあるダイニングバーはイングリッシュメニューありますと謳いながら、スペルミスばかり。「ドブ水風の○○○」の意味になってしまうようなケースがあった。同席したカナダ人はゲラゲラ笑いながら間違いさがしに夢中になっていた。

   奥渋にあるフレンチバルでは、フランス語表記の下に日本語でメニューが書かれていたが、ここもスペルミスばかり。同席したスイス人は日本に来てからこういうミスが多すぎると呆れていた。

   彼らは「メニューは店の顔でもあるのに、そこが間違いだらけだと、どんなに美味い店だろうが食べる気が失せる。なぜ翻訳ソフト頼りにするんだろう。ちゃんとネイティブの外国人を雇えば1万円ぐらいで翻訳してくれるだろうに」と話していた。

   2020東京五輪・パラリンピックに向けて訪日外国人が増える中、グローバリズムを気にして飲食店を全面禁煙にする前に、メニューに外国語表記する店は検定を受けろ。赤っ恥をかきたくなければ、ちゃんと誤字脱字チェックをしておけ。

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