危険信号!近ごろ老母が家事を億劫がる・・・要介護の入り口「生活不活発病」

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   瀬田宙大アナが問いかける。「生活不活発病って知っていますか。厚生労働省調べ(2013年)では、要介護の原因の36%が生活不活発病からだそうです。料理が上手で何でも作っていた母が、この頃作らなくなりレトルト食品頼みになっている。そうじを億劫がる。これ、生活不活発病の第一歩なんです」

   体を動かさなくなると全身の機能が衰え、いよいよ動けなくなって、さらに活動が低下するという悪循環に陥り、本当に動けなくなってしまうのだ。気付くのは家族しかいない。

気付くのは家族しかいない!以前とは違う行動チェック

   「あさイチ」は地方に一人住まいの母・きよさん、東京で3人家族の息子・ツネオさん(49歳)、妻・まやさん(43)、長男・哲也くん(3)の家族の実例を追ってみる。

   産業技術研究所の大川弥生医師はこう話す。「母親の日常行動(朝起きてから寝るまで)を聞き出します。その中で、以前とは違った行動がないかチェックします。きよさんは日課の散歩が夫の脳卒中入院でなくなっていました。また、ツネオさんの海外赴任で上京が減りました。料理の変化もありました」

   料理好きだったのに、「立ち続けがつらい」「買い物も面倒」「歩くことが減った」「疲れやすい」と訴えるようになっていた。

好きだったこと話題にやる気刺激

   かつてのような元気な母親に戻ってもらうにはどうしたらいいのか。料理好きのきよさんは高価な器をたくさん持っている。器の話をすると、途端に目が輝き、「このお皿にはサラダを盛って、この小鉢には煮物がいいのよ」と料理を思い出しやる気になった。

   ツネオさんの携帯にきよさんは花の写真を何度も送ってきた。なんの花が好きなのを聞くと、哲也くんに「キンモクセイ」の枝が送られてきた。哲也くんの運動会に来てくれと頼むと、きよさんは始発電車で上京し、保護者参加の競走にも出てくれた。

「休み休みでいいです。介護の入り口でも防止策は家族が発見してあげる。それが一番大事なことです」(大川医師)

(磯G)

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