失敗の連鎖に目が釘付け! 選手心理の微妙さと採点競技の難しさ
「フィギュアスケート グランプリファイナル マルセイユ」(テレビ朝日)

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   この日は盛り沢山で女子のフリーと男子のフリーに、最後はエキジビションも付け加えて深夜までの放送だった。長時間に及んだ原因は、優良コンテンツで視聴率が稼げるので、スポンサーが目白押し、CMばかりが入るからである。ガメツいテレビ朝日だ。
   試合結果は羽生結弦が失敗演技だったにもかかわらず4連覇を成し遂げたが、日本選手の成績あれこれではなく、選手心理の微妙さに触れて、得も言われぬ採点競技の難しさが心に響いた。どういうことかと言えば、第4番滑走の羽生が珍しく後半のジャンプで転んだ。フリーの演技は若いチェン(アメリカ)に負けた。後2人残るのは、実力者のフェルナンデス(スペイン)と絶好調のチャン(カナダ)だ。この2人とも優勝してもおかしくない実力と順位である。
   ところがところが。まず、フェルナンデスの調子が悪かった。当然、羽生の下。まだ、1人残っていると見ている方はハラハラしていたら、なんと、あの世界一のスケート技術の持ち主、パトリック・チャンが「3回も」転んだのである。ウッソー! 3回転ぶと減点は4点にされるとは知らなかった。かくしてチャンも沈没した。
   但し、順位と得点だけはこの日の朝にすでに報道されていたので、醍醐味は半減したが、グランプリファイナルに出るような海千山千の選手でも、4番滑走の羽生の失敗が心理的に影響して、5番、6番の選手たちの心的プレッシャーになったとは、何ということか。(放送2016年12月11日19時58分~)

(黄蘭)

採点:0.5
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