帰省した時に親の異変に気付く方法

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   「実家の親が病気になる前に」。年末年始で帰省した時に気付く親の異変を発見する方法がある。井ノ原快彦キャスターが言う「『認知症の発見』と意外と多い『家庭内の事故』はこれらのチェック項目で確認して下さい。子供が見えない所で親は体力の衰えを感じ、補っていこうとしているんです」

冷蔵庫の中身で分かる認知症の兆候

   認知症の兆候は、よく注意すればあらゆる所に出ている。遠藤英俊・国立長寿医療センター医師が教えてくれる「初期のサイン。冷蔵庫に同じ調味料が並んでいる。賞味期限切れの食品が沢山ある。フライパンを何度も焦がす。年賀状を書かなくなる。財布がパンパンに膨らんでいる、などです。財布が膨らむのは、お札で買って小銭のお釣りばかり貰うから。小銭を数えるのが億劫になっている証拠です。年賀状を書かなくなるのは、今まで出来た事が出来なくなっているからです」

薄い味の味噌汁にも注意

   鶏肉のから揚げで、食べると中の肉が生(火が通っていない)。おでんの具の中に生キャベツが大量に入っている。カレーのルーが少なくスープカレーに。

   「これらの異常行動は、脳の記憶に変調が生じている証拠です。薄い味の味噌汁を作ったり、趣味の編み物がいつも途中までだったりするのも、認知症の初期です。しかし本人は『風邪気味』とか『鼻が詰まっている』とかでごまかしますが、兆候ありと思って下さい、早期に発見して治療すれば悪化は防げます」(遠藤医師)

ドアノブなど緩みないように

   高齢者死亡で交通事故は年間3200件。一方で家庭内事故は4854件と1.5倍だ。家の中での事故をどう防ぐか、理学療法士の田中康之氏が家内をチェックしてアドバイスをした。まずフローリングの床に何重にも敷いたカーペットにクレームを出した。「フローリングと布製のカーペットは滑るし足がおぼつきません。寒さ対策での4枚重ねのカーペットは、高齢者の安全上でもよくありません。敷物は出来るだけ1枚に、そして裏に滑り止めを張って下さい」

   田中さんは家の備品のチェックをし始めた。「風呂場の水道の蛇口、各ドアのノブ、トイレットペーパーのカバー、そして廊下の壁で人が触った高さだ。「これらは足腰が弱くなると、ついつい頼ってしまいます。こういう所に緩みが無いかが大事なんです」(田中氏)

(磯G)

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