山の幸を生かしポカポカ、ニコニコの町

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   JAPA-NAVIは岩手県・葛巻町から。昨年(2016年)大水害を受けた岩泉町の隣の町だ。雪で覆われた何にもない地方の町かと思ったら大間違い。「人口より多い乳牛とミルクの甘さ、今や特産品になった山ぶどうのワイン。家中温める薪ストーブで町の電力自給率は160%という、冬でもポカポカで住む人はニコニコの町を訪ねてみました」と千葉雄大(タレント)と大槻隆行(盛岡放送局)が報告した。(1月5日放送)

ミルクも自家製ヨーグルトも甘い

   葛巻町の人口は6700人、牛の数は1万頭以上の牛の王国だ。この地区では「美牛」コンテストが毎年行われている。「牛の背中が真っ直ぐ伸びているか、四本の足が真っ直ぐか、乳を出す乳房が高い位置にあるか。スリムな牛は乳に回すので評価が高くなる、美牛に選ばれた奴の卵巣は普通の物よりは高い値段が付くんです。だから生まれたての子牛にも、ほれこのとうり、首マフラーのレッグウォーマーをして大事に育てているんです」(100頭以上飼育の八幡勝幸さん)

   その八幡さんの奥さん・与志子さんが絶品のミルクを飲ませてくれた。乳脂肪が4%以上。一口飲んだ千葉が目を見張った「甘い、こんなに甘いんですか?」

   そしてとって置きの自家製ヨーグルト。保存場所は40度のコタツの中で、まる一昼夜牛乳と乳酸菌で発酵させた特産品だ。

   この特産品のヨーグルトがスタジオに出された。室井佑月は「美味しい。甘い、甘い」。柳澤秀夫解説委員も「この甘さ、砂糖は全然入っていないの?」と驚いた。

ポリフェノール、鉄分8倍の山ぶどうワイン

   葛巻町で毎年5000本生産されている山ぶどうワインは、町の特産品になった。

   普通のぶどうワインとどう違うのか。「甘酸っぱい感じで、後で甘さが広がってくる」(千葉)、「しかも普通のワインのポリフェノールの8倍、鉄分も8倍含まれています。冷え症の方にはぜひお薦めしたいですね」(ワインセーラー・鳩岡明彦営業部長)。昔は山ぶどうは薬代わりで、産前産後の女性たちには『さんと』と言う名のプレゼントの風習があったという。これを栽培して特産品に変えたわけだ。

補助金も出て暖かい薪ストーブ

   葛巻町の暖房は薪ストーブだ。薪なら1年分で3万5000円、しかも森林組合が配達してくれるし、家全体が暖かくなる。エコ家庭には町からの補助金も出る。薪ストーブなら10万円、ソーラーパネルには15万円だ。加えて家畜の糞の有効活用で電力に変えている。学ぶべき知恵が詰まっている。

(磯G)

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