東京・千代田区長選は代理戦争に 小池系現職vs「都議会のドン」推す与謝野信氏

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   2月5日(2017年)投開票の東京都千代田区長選は小池百合子都知事と自民党都議会との代理戦争になる模様だ。「小池知事が現職の区長を支援する一方、『都議会のドン』こと内田茂都議が推しているのが、元財務相・与謝野馨氏の甥、信氏です。対決姿勢を示す小池氏の思惑とは何なのでしょうか」と司会の夏目三久が伝える。

   すでに立候補を表明している現職の石川雅己氏の選挙事務所には、小池氏と握手したポスターが貼り出され、「区民ファースト」の文字が大きく書かれている。これに対抗するのが、与謝野信氏だ。報道によれば、証券会社員で41歳。きのう10日(2017年1月)、自民党本部を訪れ、自民党都連の下村博文会長と高島直樹幹事長と会談、無所属・自民党推薦で出馬する意向を固めた。下村氏は「(与謝野氏は)非常に意欲がありました。千代田区をグローバルな世界に通用する区にしていくために、しっかり対応していきたいと話がありました」と述べた。

ドン内田都議にとって雪辱戦

   千代田区長選が今夏の都議選の前哨戦と注目されるのは、千代田区が内田氏の地盤であるためだ。8年前の区長選では与謝野馨氏と内田氏が石川氏を応援し、当選のときは3人揃って万歳をしていた。だがその後、内田氏と石川氏は袂を分け、前回は内田氏側の候補者が石川氏に敗れた経緯がある。内田氏にとっては今回の区長選は雪辱戦であり、都議選にも大きく影響する。

夏目:小池氏の思惑は

   小池氏はこれまでも石川氏の待機児童対策など評価しているが、きのう10日のJNNのインタビューでも「世襲とか、そういうのを超えて新しい方々に参加してもらおうということと、実績が必要だという両方だということですね」と石川氏の実績を重視し、与謝野氏を意識して「世襲」という言葉を使い牽制した。

   ある自民党都議は「今回の戦いは結局、内田さんの石川さんへの恨みななんだよ。与謝野という地盤と看板があるから、それなりに勝負になるんじゃないか」と見ている。熱い戦いになりそうだ。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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