貧乏なシングルマザーの現実感なし 小雪の演出に問題あり!
〈大貧乏 第1回〉(フジテレビ系)

印刷

   大手の人材派遣会社に勤めていた七草ゆず子(小雪)はシングルマザーで2人の子持ち。ある日突然、会社が倒産し、300万以上貯めていた社内預金も凍結されて文無しになってしまう。子供は腹を空かしたまま寝かせてしまうという悲惨な状態だが、日銭に困っており何ともしがたい。そこに現れたのが元同級生の弁護士。

   年商107億円も稼いでいる柿原法律事務所のボス・柿原新一(伊藤淳史)は高校時代からゆず子に憧れていたが、顔も覚えてもらっていない。しかし、ゆず子の窮状を知り、さらに倒産会社には裏があると睨んで、彼女の世話を焼き始める。同じ倒産会社のOLだった女性が、裏帳簿を持ち出して証拠を見つけようとする寸前に、駅で殺されそうになり帳簿も奪われる。サスペンスの始まり。

   シングルマザーの大変さをコミカルに描いて面白くなりそうだと期待したが、財布にほとんど金がない貧乏なのに、小雪は長い髪をかき上げて、まるでモデルのように綺麗なまま。ド貧乏だったら髪振り乱して化粧どころではないはずなのに、リアリティ皆無だ。小雪本人も複数の子供の母親らしいが、この女優は多分、自分が綺麗に撮られることしか考えていないみたい。演出の責任でもある。倒産会社のトップが奥田瑛二、経理部部長が滝藤賢一、など大物や旬の役者をそろえて力瘤が入っているのだから、小雪を何とかしろ。1回目の視聴率が7パーセント台とは、フジもトホホだね。(放送2017年1月8日21時~)

(黄蘭)

採点:0
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中