どこかで見たようなドクターキムタク ご都合主義の脚本
〈A LIFE~愛しき人~第1回〉(TBS系)

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   当日の毎日新聞には1面下の囲み広告、最終のラテ欄下には全3段の広告、そればかりか29ページは上から下までの全面広告!
   目を剥く広告宣伝費をばら撒きまくってやっと取った数字が14・2%とは案外低かった。SMAP解散騒動で話題十分初めての医者もの連ドラなのに、キムタクの神通力も大したことがなかったのだ。
   さて内容は。「ドクターX」という牙城が存在するのに、なんでまた医者ものなのか。既視感ありまくり。10年前に親友の画策でアメリカに追われて、スキルを磨いてきた職人外科医の沖田一光(木村拓哉)は、恩師の壇上記念病院院長、壇上虎之介(柄本明)の心臓手術をするために帰ってきた。成田空港のシーンから、「は、は、どこかで見た出だしだ」と引っかかる。脚本(橋部敦子)が凡庸。
   元恋人の小児外科医・深冬(竹内結子)は親友の脳神経外科医・壮大(浅野忠信)の妻になっていて5歳の子供がいる。他にも2癖もありそうな第一外科部長の羽村(及川光博)や沖田の勉強ぶりを尊敬する井川(松山ケンイチ)ら敵や味方やいろいろと人間関係がうごめく。沖田の手術は半ば失敗し、院長は意識がなくなる。
   医師達の反対を押し切ってリスクの高い再手術を施し、ようやく虎之介は回復する。と思うと今度は、深冬の脳腫瘍が見つかり、アメリカに戻る予定を変更して沖田が深冬の手術を頼まれる。お前なあ。父親の心臓手術の次が娘の脳手術か?都合よすぎじゃないか。(放送2017年1月15日21時~)

(黄蘭)

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