2018年 9月 19日 (水)

松方弘樹「豪快伝説」札束300万円持ち歩き、有名女優が全裸で泳ぐ誕生会、1万円カツサンド

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   俳優の松方弘樹が亡くなった。10万人に1人という難病だった。昨年2月(2016年)、体全体がしびれるなどの状態になり、悪性の脳リンパ腫とわかったが、腫瘍が脳幹部にあるため手術は難しく、入院が続いていた。

   弟で俳優の目黒祐樹さん(69)は「苦しまず、穏やかに、眠るように」と話した。体は痩せていたが、表情は安らかだったという。最後まで「仕事に復帰したがっていた」そうだ。

鬼気迫るやくざ役とお茶目な素顔のギャップ

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   父母ともに役者の家に生まれ、高校3年生のときに父親が所属する東映に入社。主演でデビューしている。20代は二枚目として時代劇を中心に活躍し、30歳で名を高めたのが深作欣二監督の「仁義なき戦い」だった。74年のNHKの大河ドラマ「勝海舟」に主演して大スターになった。

   スキャンダルもついて回った。26歳で元モデルと結婚して3児をもうけたが、「勝海舟」で共演した仁科明子(亜季子)との不倫が発覚して離婚。79年に仁科と結婚した。その会見でも「(浮気は)病気ですから」とワルを通した。仁科とも2児をもうけたが離婚している。

   バラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」にレギュラー出演して、それまでのイメージを変えた。すぐ涙ぐんだり、役者とはまったく別の顔を見せて人気者になった。共演した島崎俊郎は「豪快でしたね。飲みに行っても、金を払わせませんでした」という。遊びではマグロ釣りがある。56歳の時に7時間の格闘で361キロを釣り上げ、話題になった。

   司会の加藤浩次「『元気が出るテレビ』で涙を拭いているチャーミングな反面、『仁義なき戦い』では圧倒されました」

   湯山玲子(著述家)「山城組の若衆ね」

   リポーターの阿部祐二は映画で共演していた。「小細工はするな。大きな芝居をしろ。動く必要ない。黙って立ってろと言ってくれました」

芸能リポーターにも鷹揚だった大物

   芸能リポーターの井上公造も付き合いが長かったという。「昔のリポーターは過激でしたから、松方さんは『(スキャンダルを)見つけたらお前らの勝ち。俺は見つからないように金をかける』と言っていました」「スターがバラエティに出た最初だったが、バラエティはギャラがいい。それを使い切るのが楽しいといっていました」

   伝説はまだまだある。帯封が付いたままの300万円の札束を持ち歩いていて、ポケットに入りきらないからセカンドバッグに突っ込んでいた。それを使い切って帰るのが京都のルールだった。誕生会には自宅に有名女優が大集合し、プールで全裸で泳ぐのだという。井上が取材で泊まったホテルに差し入れがあった。集まった記者全員に1万円のカツサンドだった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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