魚卸組合の新理事長に移転慎重派 どうなる豊洲?

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   きのう31日(2017年1月)、東京魚市場卸協同組合の理事長選挙があった。理事29人の投票で、豊洲市場への移転を推進してきた現職の伊藤淳一氏と移転慎重派の早山豊氏の一騎打ちになり、早山氏が22票獲得し新理事長に選出された。

   移転問題について早山氏は「いまは、私の私見が結果的に組合及び理事長の私見になってしまうので、ここは控えさせていただきます」と態度を明らかにしなかった。今年(2017年)の初セリでは「私の中にあるのは戸惑いと怒りです。どんな環境、どんな条件だろうと、その中で生きていくしかない」と語っていた。その真意はどうだったのか。

築地のおかみさんらも移転反対

   「子どもたちのために、日本のために、食の安心安全を守っていきたい」と訴え、移転を中止すべきだと活動している「築地女将さんの会」の人たちは、慎重派の新理事長が選ばれたことを当然だと捉えている。メンバーの1人は「汚染があれだけ出てしまったので、豊洲移転はありえない。本当は9割以上の方が移転できないと思っていますよ」と語る。

   東京都はこれまでの地下水調査が適切だったかどうかを改めて検証し、来月(2017年)に結果を公表する考えだ。小池氏は理事長選の結果について報道陣に聞かれると、「みなさんが選ばれたことです」とのみ答えた。

   司会の夏目三久は「今回の理事長選の結果は、小池知事の今後の判断にどのような影響を及ぼすのでしょうか」と述べたが、再調査や石原慎太郎元知事の責任追及、都議選など政治的なファクターもあり、慎重にならざるを得ない状況だ。

文   一ツ石
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