JASRAC「音楽教室は楽曲著作権料払え」演奏会やカラオケじゃないのに!?

印刷

   作曲家の利益を守る日本音楽著作権協会(JASRAC)は、来年(2018年)1月から街の音楽教室の演奏にも著作権料を徴収する方針を明らかにした。現在はカラオケ店、歌謡教室、フィットネスクラブからも徴収していて、これを拡大しようというわけだ。

ヤマハ音楽振興会「子供が音楽学ぶきっかけ奪う」

   決定の根拠は「演奏権」だという。著作権法22条の定めで「公衆に聞かせる目的で楽曲を演奏したり歌ったりする権利」は著作者にあり、音楽教室では生徒が「不特定の公衆」にあたり、 演奏権が及ぶという解釈だ。

tv_20170203152903.jpg

   当然ながら、街の音楽教室は猛反発している。都内の音楽教室は「楽曲を使ってレッスンするのは、(人に聴かせるのとは)全然違う趣旨で音楽を使っているので、著作権料がかかるのはどう理解したらいいのか」「会社が負担するのか、お客様からいただくのか」と戸惑っている。

   ヤマハ音楽振興会など音楽教室の大手7社は連絡協議会を立ち上げて対応を協議した。ヤマハは「教室での演奏は『聞かせるための演奏』には当たらない。子供の興味をひきやすいアニメや映画の楽曲が該当するとなると、そこから学ぶのがむずかしくなる」と反論している。

法律では著作者に「演奏権」

   岩本乃蒼アナ「どう見たらいいんですか」

   菊地幸夫(弁護士)「演奏権というのは著作権法にあります。ただ、作品は文化でもあり、青春の思い出でもある。JASRACがそういう隅々まで著作権を取ろうとしているとなると、どうなのかなと思います」

   司会の加藤浩次「音楽教室は第1歩目ですよ。そこでお金を取るのは、ちょっと行き過ぎのようなきがしますけどね。裾野を広げるためには、フリーにしておいたほうがいいように思っちゃう」

   演奏権というが、音楽教室だと、使う楽譜ですでに著作権料を払っているのではないのか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中