2024年 4月 20日 (土)

本格チョコの陶酔!「いいショコラは歌が聞こえてきます」ベルギーの伝説パティシエ

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   バレンタインデーにチョコレートをプレゼントしたりするのは日本ぐらいなものらしいけれど、1年にこのときだけチョコレートを食べるというお父さんも多いんじゃないか。バレンタイン1週間前ということで、「あさイチ」も「2017年バレンタインコレクション」を特集だ。

   まずは有働由美子キャスターが最新チョコレート事情を紹介した。トレンドは3つだという。「一つ目はSNS映えです。写真にしてとにかく見た目がきれいなものが人気」で、カラフルでデザインもお洒落になっている。1粒1000円なんて高額なものもある。「二つめはコスメシリーズです」と見せたのは真っ赤な口紅そっくりである。コストコベリー、ブラックベリーといった美容効果のある食材を練り込んだものも人気だ。

   有働「3つ目はローチョコレート。カカオをたっぷり使った香りが高いビーン・トゥ・バーが去年(2016年)あたりから流行です」

   井ノ原快彦キャスター「1枚4000円なんていうのもあるんですね。見た目は普通の板チョコだけど」

   有働「生豆から手間暇かけて作っているんです。この魅力たっぷりのチョコレートをスタジオで紹介してくれるのは、チョコレート界の世界的レジェンドです」

香りを楽しんでから口の中で転がす

   有働が「この方です」とレジェンドとして紹介したのは、チョコレートの本場ベルギーのピエール・マルコリーニさんだ。「ヴィタメール」「フォション」といった有名スイーツ店で修業を重ね、パティシエの世界大会で優勝し、ベルギー王室御用達という、いま世界で最も評価の高いパティエである。そのマルコリーニさん流の「チョコレートの味わい方」がアドバイスされた。

   (1)冷たいチョコはモッタイナイ!

   有働「冷蔵庫に保管していても、常温に戻してから食べてください」

   (2)音色に耳を澄ませ・・・

   マルコリーニさん「クオリティーが高いチョコラは割ったときにカキッとクリアな音がします。チョコラの歌です。結晶がきれいに並んでいるのでいい音がするんです」。耳でも味わってほしいという。

   (3)舌だけじゃダメ!全体で楽しんで

   3センチ角ぐらいの塊が一番味がわかる。「いきなり口に入れないで、香りをかいで楽しんでください。口の中では舌と上あごの間で回すようにして味わいます。すぐ飲み込まないで・・・。目を閉じて、ゆっくりと余韻を楽しみます」

   アガサ・クリスティーの名作ミステリーの主人公エルキュール・ポアロはベルギー人で、チョコレートをいとおしそうに口にする場面がしばしば登場する。チョコレートは子供のお菓子ではない。大人の御馳走なのだ。14日には「ひとりチョコ」でもやってみますか?

(カズキ)

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