判決次第ではゴルフお流れの可能性も 異例の好待遇、安倍首相アメリカへ

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   安倍首相が9日(2017年2月)午後、日米首脳会談出席のためワシントンへ向け出発する。就任いらい日米の貿易不均衡や「金融市場をもてあそび通貨を切り下げている」と日本を名指しで批判してきたトランプ大統領だが首脳会談の後、週末には安倍首相とともにフロリダの別荘で過ごしゴルフも予定されている。

   ところが入国禁止の大統領令をめぐって今週末には控訴審の判決が出ることになっており、トランプ大統領にとってゴルフどころではなくなる可能性がある。その懸念の中、首脳会談のスケジュール詳細が8日明らかになった。

   首脳会談は、現地時間10日午前行われる。午後は、小泉元首相以来、日本の首相では2人目という大統領専用機に同乗し、トランプ大統領の別荘があるフロリダへ移動。翌11日の朝は大統領が所有する豪華ゴルフ場でワンラウンド。昼食を挟んで午後、さらにハーフラウンドが予定されている。

   注目されているのは大統領との食事の回数だ。1日目が昼食と夕食、2日目は朝食、昼食、夕食(検討中)の計5回に及びそうだ。アメリカ大統領が外国首脳と2日連続で食事を共にするのはまれだという。

   イスラム圏7カ国からの入国を禁じた大統領令をめぐって各国首脳が批判の立場を表明しているなかで、自民党の中でさえ「トランプ大統領に配慮し過ぎでは」との声が上がっており、破格の待遇ぶりが気になるところ。

トランプ大統領の意図は?

   安倍首相と2日間共に食事をし、ゴルフ三昧。トランプ大統領の意図はどこにあるのか? 2人のジャーナリストの見方は分かれた。

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   時事通信特別解説委員の田崎史郎氏は「大統領の方が積極的なんですよ。ゴルフの話は安倍首相の方から水を向けたら、大統領が『ワシントンは寒いから1時間飛行機に乗ってフロリダに行こう』と。経済人で初めて政治をやっている人。安倍首相にいろいろ聞きたい気持ちがあるのだと思う」と好意的な見方だ。

   一方、ゲスト出演したジャーナリストの木村太郎氏(元NHKキャスター)は、「ゴルフはできるんですかね」といぶかりながら「この週末はトランプ政権にとって最初のヤマ場。7カ国からの入国禁止問題で控訴審判決が週末に出る。首脳会談どころではないくらいの騒ぎになると思う。アメリカのジャーナリストは安倍さんの方から歓心を買うためにお土産を揃えてワシントンに来るとしか見ていない。困ったもんだと思う」と話す。

   さらにサブキャスターの菊川怜の「どうやって話をすればいいのか、方法が思い浮かばないですね」という問いに、木村氏は「思い浮かばないから僕は行かないほうがいいと言っている」と答えた。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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