ドラマ「嫌われる勇気」(フジテレビ)が嫌われる?

印刷

   心理学者アルフレッド・アドラーのベストセラー「嫌われる勇気」を香里奈主演の刑事ものに翻案した同名のドラマ「嫌われる勇気」(フジテレビ、木曜よる10時放送)に対して、日本アドラー心理学会が放送の中止か脚本の大幅な見直しを求めていることが分かった。

   同学会が10日(2017年2月)ホームページに公開したフジテレビ宛の抗議文によると、「一般的でない見解を、テレビのような公共的な場で、あたかもそれがアドラー心理学そのものであるかのように普及宣伝されるのは、日本のアドラー心理学の啓発・普及に対して大きな妨げになると考え、本学会としては困惑しております」としている。

   さらに「ドラマの中の考え方には『他者の利害』という見方が完全に欠落している気がします。それではアドラー心理学とは言えません」という専門家のコメントを紹介している。

   アドラーブームの立役者でもある岸見一郎氏らがドラマの原案を作っており、フジテレビとしては「寝耳に水」の事態だろう。視聴率は初回8.1%から9日放送の第5話で6.1%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)と低迷しており、まさに視聴者と専門家から「嫌われてしまった」恰好だ。(テレビウオッチ編集部

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中