2024年 4月 25日 (木)

やる気満々、公立学校批判していた昭恵夫人  「ここで芯ができても公立で揺らいでしまう」とウルトラライト幼稚園絶賛

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   国有地を超格安の値段で取得し、幼稚園児に国家主義的な仰天教育を行い、物議をかもしている森友学園(大阪市)問題。安倍首相の昭恵夫人が同学園の運営する幼稚園で講演し、教育理念を絶賛するなど親密な関係だったことが明らかになってきた。

   2015年9月5日に2回にわたって昭恵夫人が行った親密な関係を示す講演会の映像を番組が入手し、伝えた。

「学園の役に立ちたい」という意思はっきり

   学園の理事長の籠池泰典理事長から「小学校の名誉校長」と紹介されて壇上に立った昭恵夫人は、こう口を開いた。「籠池園長の本当に熱い思いを何度も聞かせていただいて、この瑞穂の国記念小学院のお役に立てればと思いました」。

   このあと耳を疑うこんな言葉が続く。「名誉校長が私でいいのかしらと思いますけども、(このあと)普通の公立の学校の教育を受ける。せっかくここで芯ができたものが、また公立に入った途端揺らいでしまう...もし名前を付けていただけるんであれば総理大臣を辞めてからにしていただきたい」。

   公立の学校を否定したと受け取られかねない発言だが、では、昭恵夫人の言う同学園の「芯のある教育」とは何を指しているのか?

   同幼稚園の卒園式で園児たち全員に戦前の『教育勅語』を暗唱させることで知られている。

   昭恵夫人が見学した昨年(2016年)3月16日に行われた卒園式でも、「朕惟フニ我ガ皇祖皇宗...」で始まる『教育勅語』や「広く会議を興し、万機公論に決すべし...」で始まる『五カ条の誓文』を園児たちが力いっぱい暗唱させられていた。

   籠池理事長によると、「昭恵夫人はその有様に感動した様子で、涙ぐんでいらっしゃった」という。

   開校が予定され建設中の小学校の名誉校長就任も、講演会の昭恵夫人の発言を聞くと多少戸惑いながらも、「お役に立ちたい」と自分の意思が窺える。

文   モンブラン
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