2024年 4月 20日 (土)

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NHK受信料「詐欺のような徴収」最初に年額言って安く見せろ

   週刊文春が続けているNHKの詐欺のような受信料の徴収の仕方への批判キャンペーン。今週は、NHKの子会社であるNBS(NHK営業サービス)が作った、お客にどう対応したらいいのかというマニュアルをすっぱ抜いている。NBSにはNHKの営業局長・砂押宏行が取締役にいるから、NHKが関与しているといわれても仕方ないだろう。

   そこには、最初は受信料とは関係のない話題を話せ。最初に12か月前払いの衛星契約額をいってから、直後に月額だと2230円と伝えれば、安く感じて契約をしてくれる。受信料が高いと断られたら、受信料の使い道はご存じですか? どういった番組ならお支払いしてもよいと思いますか? 何に比べて高いと思われますか? など、相手から発言を引き出せ。そのほか、NHKは見ない、反日的な放送だなどの断り文句に対して、切り返すフレーズなどが載っているという。

   NHKは速やかに、受信料契約のうち不正なものがどれぐらいあるのかを精査し、公表すべきであること、いうまでもない。

   天皇、皇后がベトナムへと旅立った。帰途、昨年亡くなったタイのプミポン国王を弔われるためにバンコクにも立ち寄る。高齢なのに頭が下がる。早くご自身が望むように生前退位をさせてあげたいと思う。だが、皇太子殿下はともかく、雅子妃の容態が不安定だし、子供の愛子さんのこのところの激ヤセに、拒食症ではないかという噂まであるのでは、なかなか進みそうにない。

   その上、安倍首相は皇室典範の改正を頑なに拒み、一代限りの特例として生前退位を認めるという方針で、押し通すつもりのようだ。嫌な話だが、生には限りがある。公務を果たされる姿をテレビで見るにつけ、早くゆっくり余生を過ごさせてあげたいと、私のような者でも思う。

   そう思うのは、このところ私よりだいぶ若い人が相次いで病に倒れていることもある。先ほども、松田賢弥記者から電話があり、虎の門病院に入院しているという。

   私よりだいぶ上になる、たぶん92才だろうか、石原萌記さんが24日に亡くなった。日本の社会主義運動家で、ソ連(現ロシア)、中華人民共和国、韓国との文化交流や友好親善に努め、出版社の自由社社長、日本対外文化協会副会長、日本出版協会理事長を歴任した。

   私を子供のように可愛がってくれ、旧社会党系が多かったが、政治家たちとの会合にも連れて行ってくれた。近年は日中友好に力を入れ、毎年のように訪中した。私もその一員として中国の要人たちと会い、何人かとは「老朋友」になった。社会主義に始まり、自民党から共産党まで、幅広い人脈を持ち、国と国とが親しくなるには、そこに住んでいる人間同士が話し合い、理解しなければいけないと、常々いっていた。また一人、歴史の証言者がいなくなってしまった。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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