2024年 4月 24日 (水)

韓国大統領を罷免された朴槿恵氏が帰宅 「ただの人」になり、検察の調べ本格化へ

60日以内に大統領選挙

   罷免に賛成する国民が次に求めるのは、疑惑の解明だ。検察は今週中にもまず朴氏に出頭を求め、事情聴取に入るとみられる。また、罷免によって、60日以内に大統領選挙が行われることになり、4月15日には候補者の登録が開始される。選挙期間中は検察も動きづらいので、それまでに捜査を終えるのではないかとの観測だ。

   司会の夏目三久「藤森さんは週末ソウルで取材して、どうでした?」

   藤森祥平アナ「憲法裁判所まえの道路をはさんで、弾劾賛成派と反対派が分かれて訴えを続けていた。調査では、8割の人たちが弾劾に賛成、つまり大統領をやめさせるべきだといっていたが、当日集まってきた人たちは、多く弾劾反対の方へ行っていた。自宅にあれだけ人が集まったのもわかる。朴氏も安心したのではないか」

   夏目が、朴氏への容疑を整理した。1)崔順実被告への機密漏洩2)サムスングループから約42億円の収賄、の2つだ。朴氏は大統領の不逮捕特権などを縦に、検察の事情聴取の要請に応えてこなかった。

   龍崎孝(流通経済大学教授)「自ら事実を明らかにするのかどうか。それから選挙ですが、韓国では水曜日に行われるので、4月26日か5月3日になる。あまり時間がない。捜査が選挙の前なのか後になるのかもポイント」

   騒動はなお2カ月は続くということだ。

文   ヤンヤン
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