頑張る親子をつい応援 いまどきの中学受験の勉強、ここまでやるのか!
<金曜ドラマ「下剋上受験」(TBS)>

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   中卒の父と偏差値41の娘が、受験塾には行かず、二人三脚で最難関中学を目指した親子の"奇跡の実話"をドラマ化したもので、頑張る親子をつい応援したくなる。

   とくに、娘のために一緒に受験勉強をしようと決意する父・桜井信一を演じる阿部サダヲがいい。あいかわらずのテンションMAXな演技だが、どこの誰とは言わないが、何を演じても同じ!? と批判されないのは、演技が巧いから。現在のNHK大河「おんな直虎」で演じている竹千代(徳川家康)もこれまでになくチャーミングな家康になっていて、目が離せない。

さえる阿部サダヲの演技

   「下剋上受験」でも阿部の演技が冴える。阿部のパワーに引っ張られるように、妻・香夏子役の深田恭子も、娘・佳織役の山田美紅羽もいい感じ。両親とも中卒のヤンキーということで、若い母親という設定ではあるが、フカキョンがついに小6の母親をやるようになったか、と感慨深い。受験勉強のお役には立たないが、入浴シーンで視聴者サービスにつとめるフカキョン。眼福眼福。内助の功というやつか!?

   原作では父親はガテン系だが、ドラマ版では不動産会社勤務。街の不動産屋さんよりはちゃんとした会社の設定なので、父親がどうやってこの会社に入社したのかがきになった。しかも、途中から、父親が受験勉強に専念するために退職。その後、家計を支えるため、その会社で母親が働くというのはさすがにドラマとしても、どうなの!? という展開は気になるが......。

   もっとも、このドラマのメインは「受験勉強」なので、そういうところに目くじらを立てずに楽しむのが正解。つるかめ算が理解できない娘のために、折り紙の鶴と亀を使って、わかりやすく説明するなど、見ているこちらも勉強になった。今どきの中学受験の大変さがリアルに伝わる。ここまで頑張らなきゃいけないのかと。受験勉強のために、この1カ月は学校を休ませる、というのも、担任教師がそれを容認するのもいかがなもの!? と思うが、そのあたりは原作どおりなのだろうか。

   いよいよ、ラスト1話。果たして、佳織は超難関中学・桜葉学園に合格するのか? 277番がありますように。(毎週金曜 22時~)

くろうさぎ

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