2024年 4月 20日 (土)

「森友学園」籠池理事長のテレビ露出に気をつけろ!安倍首相との闇取り引き、陰で進行か?

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   森友学園問題が安倍首相の致命傷になる。そんな見方も出てきた籠池泰典理事長の爆弾発言である。

   「安倍晋三首相から昭恵さんを通じて100万円もらった」と取材陣の前で明言し、彼の国会での証人喚問も固まったようだ。

   だが、籠池という男は二癖も三癖もある。深読みすれば、この安倍首相を貶めるような発言の裏には、彼なりの深謀遠慮があるはずだ。慌てた安倍が、籠池にこれ以上オレのことはいうな、その代わりと何らかの取引を持ち掛けてくる、そう読んでいるのではないか。

   籠池はテレビメディアを巧みに使って、安倍にメッセージを送っているのだ。週刊現代が書いているように安倍のお友達たちはレベルが低い。それは「類は友を呼ぶ」からだろう。

   ところで春が近いというのに週刊誌の世界はまだ木枯らしが吹いてる。春は名のみ「早春賦」である。

   今週は週刊現代と週刊ポストが合併号だが、力の入っているのはSEXYグラビアだけ。週刊現代の巻頭は「上げ上げの日本経済」と銘打ち、ついに春が来た、株価は2万円どころか3万円にと、何の根拠もない浮かれ記事をやって、一人で酔っているようだ。

   トランプの120兆円公共投資で日本企業はウハウハ、賃金が上がる、給料も上がると一人酒盛り状態だが、勝手に浮かれとれ!

   それに"こんな時代"でも上がると「全国優良マンション 実名ベスト200」なる特集もやっている。

   こんな時代だと、自ら冒頭の特集を否定するようなタイトルをつけ、マンション名を出したからといって誰が読むんじゃ。実名を出されたマンションの住民がニヤニヤするだけだろう。それに上がっても売って出ていくことなどできないのだから、誰のための特集か。

   せいぜい不動産屋が、お客に「週刊現代でここあたりは値上がりすると書いてます」と、売り込むときの宣伝に使われるだけだろう。

   毎度毎度、この薬は飲んではいけないワースト50なる特集を組み、私が常用しているロキソニンやデパス、ハルシオンが上位4位以内に入っているのも、感心しない。

   認知症もうつにも、もうなっとるわい。いまさらやめたから認知症が治るわけでもあるまい。ほっといてくれ。とまあ、グダグダいってきたが、週刊現代だけではなく、週刊文春も昨年のような連続スクープはこのところ影を潜めてしまっている。

雑誌ジャーナリズム大賞に「ベッキー」ゲス不倫

   昨年掲載された記事から「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」が3月13日に発表され、大賞は「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手!」(週刊文春1月14日号)に決まった。

「美智子皇后が雅子妃を叱った」こそ大スクープ

   私はこれにも不満がある。ベッキーのゲス不倫はさほどのスクープではない。よくある芸能ネタで、話題にはなったが週刊文春の力を見せた記事ではない。私は以前からいっているが、美智子皇后が雅子妃を叱ったという週刊文春の記事はこれまでどこもできなかった大スクープだと思う。

   何しろ、二人だけの会話が語尾まで正確に掲載されているのだ。新谷編集長は私に、「この情報源は墓場まで持っていきます」といっていた。宮内庁が形だけ抗議したが、そのままになってしまっているのが、この記事の真実性を担保している。

   このテーマは他のメディアが無視するか後追いできないので、それ以上は広がらなかったが、スクープ度という点では満点だと思う。

中居正広とダンサーの「同棲愛」

   さて、今週のスクープでいえば、週刊女性セブンの「元SMAPの中居正広(44)が、AKB48グループの振り付けを担当する12歳下の美人ダンサー・武田舞香(32)と6年『同棲愛』している」という報道だろう。

   中居に関しては「結婚しない男」といわれていたが、長年一緒に同棲する彼女がいるという噂は以前からあったが、週刊女性セブンが見事それを裏付けた。

   「彼女は振付師やダンサーとして活躍する武田舞香(32)。安室奈美恵(39)や加藤ミリヤ(28)のツアーのバックダンサーなどを務めた実力派ダンサーとして注目され、2010年からはAKBグループの振付師やダンス指導を務めている。昨年、NHK連続ドラマ小説『あさが来た』の主題歌として大ヒットした『365日の紙飛行機』の振り付けも担当した」(NEWS ポストセブン3/15(水)より)

   両事務所とも交際を否定していないから、結婚は早いのではないかと見られているようだ。

サウジ特需は期待はずれ

   フライデーは取り上げるような記事がないが、46年ぶりに来日したサウジ国王についての記事「サウジ特需がなかったワケ」というのを紹介しよう。

   随行員1000人以上で、サルマン国王(81)は本国から持ってきたエスカレーターで特別機から降りてきた。

   ハイヤーは400台以上を予約し、ホテルは帝国ホテル500室以外に超高級ホテルを押さえたという。これまでサウジ王室は、13年にパリのディズニーランドを3日間貸し切りしたり、15年にはフランスのコートダジュールのビーチを3週間、6800億円で借りたそうだ。

   だが今回は、爆買いはなく、当てにしていた店もメディアも肩透かしにあったという。

   まあ、国王もお年だし、原油価格が大幅に下落した影響で、14年から財政赤字に陥っているというから仕方ないだろうが、一番ガッカリしたのは安倍首相ではないか。

韓国の次期大統領の有力候補は親北

   ガッカリといえば、韓国は朴槿恵が罷免されて新しい大統領が選ばれるが、その最有力候補である「共に民主党」の文在寅前代表は、週刊文春によれば、親北で、彼が当選して反米親北政策を打ち出せば、中国が強硬に撤廃を要求しているTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備も再検討されるかもしれないという。

   さらに、日韓が昨年(2016年)11月に締結した軍事情報包括保護協定の撤回にも言及しているそうだから、北のミサイル発射と同時に日本政府にも情報が伝わる態勢が崩れる可能性もあるというのだ。

   だからだろうか、17日(2017年3月)には北朝鮮のミサイル落下を想定して、秋田県の男鹿半島で政府と地元自治体が初の住民避難訓練をやるという。しかし、ミサイルが発射されてから避難命令を出しても間に合うわけはない。政府は何を考えているのか。そんなことより、北朝鮮を抑え込むために中国と話し合うことのほうが喫緊の重要課題である。

   私の時代では中国と対話ができないから退くと、安倍首相はいうべきではないか。

   週刊新潮は、「父は殺された」とビデオメッセージで語った金正男の長男・キム・ハンソルは、韓国の「国家情報院」の庇護下にあり、朴の次にできる左翼政権が北とより近くなることを阻止するために、北の仕業と見せかけて韓国の極右陣営のOBなどが、金正男暗殺を仕掛けたのではないかという見方を報じている。

   真偽は闇の中だが、どちらにしても、日本にとって韓国との関係はよくなりそうもないようである。

フジテレビ新社長は遠藤周作の一人息子

   週刊現代はフジテレビの新社長に内定した遠藤龍之介(60)は、『沈黙』などで知られる作家・遠藤周作の一人息子だと報じている。

   だが、フジのドン・日枝久会長が退かなければ何も変わらない。いっそドン退治に小池百合子を社外取締役にでもしたほうがいいのでは。

渡瀬恒彦逝く

   私が好きな俳優だった渡瀬恒彦が亡くなってしまった。悲しい。兄の渡哲也より演技は格段にうまかった。

   渡瀬といえば、大原麗子と結婚していたことを思い出す。離婚して森進一と結婚・離婚したが、渡瀬のことはずっと好きだったらしい。

   大原が亡くなった時、週刊現代が大原のスクラップブックにこんな書き込みがあったことを紹介している。

   〈すごく可愛いし?カッコイイよ渡瀬サン?初めてで最後の婚約?結婚〉

   やはり週刊現代で弟の政光がこう振り返っている。

   「嫌いになって別れたわけではありません。姉は最期の最期まで、渡瀬さんを愛していましたから。ただ、渡瀬家の家風に馴染めなかったんです。女性は家庭に入って夫を支え、子供を育てる。それが渡瀬家の考え方でした。しかし結婚後、姉はますます人気が出てしまった。次々と舞い込む仕事に忙殺される日々。そうして、すれ違いが起き、渡瀬さんご本人というより、渡瀬家の方々との溝が深まっていったんだと思います」

   私と同じ年である。これからもっと渋い、大人の演技を見せてくれると期待していたのに。

妻が突き付けた理不尽な離婚理由

   週刊ポストに、妻が突き付けた理不尽な離婚理由という特集がある。「洗面所がいつもビショ濡れ」「スリッパが脱ぎっぱなし」「ドレッシングを冷蔵庫に戻さない」「おふろの湯を抜かない」「洗濯物の畳み方が違う」「食べる時にくちゃくちゃ音を立てる、犬食いする」「リンゴの皮を剥かずに食べた」「録画番組を消した」などなど。

   私だったらこれかな。「通帳を見せて」。私はいまだに年金の額を知らない。否、教えてくれないのだ。

   山田洋次監督の『家族はつらいよ』では、妻から離婚要求が出されるが、その理由も「大きな音でうがいをするし、何度いっても脱いだ靴下やパンツは裏返しだし、昔は男らしいなって思ってたけどもう、嫌いなの」というたわいのないものだった。

   だが、長年連れ添っていると、そんな何でもないことがずっと嫌だったということがあるんだろう。夫婦はいつまで経っても他人だからね。それを忘れてはいけない。

   さて、最後は少し軟らかい話を。週刊ポストにEDにならない生活習慣というのがある。

   何がいけないのか? 歯磨きをさぼる。歯周病がEDにいけないそうだ。正座はいいがあぐらはダメ。自転車の長時間乗りも控えたほうがいいという。

   喫煙や甘い飲料をとり過ぎるのもダメ。ビールを飲み過ぎるのもいけないそうだ。

   いいのはオナニーと笑うことだそうだ。といっても今更遅いがね。

   笑いといえば、春風亭昇太という落語家がいる。長寿番組「笑点」の司会に抜擢され、役者としてもNHKの大河ドラマに出たりと、大変な人気者だ。

   57歳だが独身。週刊文春によると、女優の吉田羊とは飲み仲間だそうだが、それ以上ではないそうだ。落語は重みはないがテンポが軽快で、笑いをとるのはうまい。今晩(17日)は立川志らくの「らくだ」を聴きに行く。談志の十八番だったが、どこまで師匠に迫れるか、楽しみだ。

君は「MUTEKI」を知っているか?

   皆さんはAVメーカーの「MUTEKI」というのを知っているだろうか。配信大手「DMM.com」のグループで、芸能人しかキャスティングしませんというコンセプトで、アイドルたちをこれまで57人も脱がせ、Hをさせているのだ。

   09年には元『Wink』の鈴木早智子の全裸SEXを見せるAVを発売して社会現象になった。

   08年には90年代の超人気アイドル吉野公佳を、80年代の伝説的なアイドル『セイントフォー』の濱田のり子、春菜はな、つぐみ、島田陽子、小松千春などを次々に出演させたと、週刊現代が特集を組んでいる。

   最近の話題はなんといっても高橋しょう子だろう。彼女はインタビューに答えて、こう語っている。

   「SEXもすごく好きなほうで、AVにも興味がありました。とはいえ、もちろんなかなか踏み込めるものではありません。そんな時、知人に紹介してもらったのが『MUTEKI』でした。

   私は将来的にマルチなタレント活動をしたかったので出演を決めました。この(AVの)世界に自分の意志で入ったことは強調しておきたいですね。ギャラは言えません(笑)」

   先日、AVの帝王といわれた村西とおるに会った。現在は68歳だが、若々しく精力的だ。

   昨今は、AV志望の若い子がネットを見て応募してくるので、断るほうが大変だという。

   願わくば、吉永小百合の熟年AVを見たいが、無理だろうな。

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