石原元知事、汚染対策費782億円「細かいこと」と言い放つ 「記憶にないものない」と逆ギレ

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   東京都の豊洲市場への移転問題を検証する都議会調査特別委員会(百条委員会)がきのう20日(2017年3月)開かれ、証人喚問された石原慎太郎元知事は肝心な問題になると「覚えていない」「記憶にない」を連発した。結局新しい情報はほとんど出ず、モヤモヤした疑惑だけが残った。

   石原氏への証人喚問は当初3時間の予定だったが、健康上の理由で休憩を挟んだ1時間20分に短縮された。石原氏は冒頭から「記憶を思い出せないこともあるから」と配慮を要請。なにやら予防線めいた言葉どおり、巨額の汚染対策費の大半を都が負担することになった経緯に質問が及ぶと「報告を受けていません」「覚えておりません」で押し通した。

   最終的に782億円もの税金が都負担としてつぎ込まれる事態を、石原氏は「細かいことだから報告を受けない」と言い放ち、議員が思わず「細かいことじゃありませんよ」とあきれるほどだった。資料にもあることだと質問する野党議員には「だから何なんですか。記憶にないものない」と突っぱねる場面もあった。何でも記憶にないですむのなら、どんな虚偽もゴマカシも通ってしまう。

豊洲移転のイニシアチブで部下証言と食い違い

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   なぜ豊洲に移転を決めたかについては、石原氏は「青島前知事からの引き継ぎ」と既定路線であることを強調した。これは当時、石原知事の下で市場長を務めていた大矢實氏の「複数案を提示し石原氏の決断をもらった」という証言と完全に食い違った。要するに「トップとして責任はある」と言いながら、具体的な疑問になると逃げまくったというしかない。

   その一方で小池知事批判を展開し、「移転の先延ばしは不作為で議会軽視」と決めつけた。委員会後に小池知事は「責任の所在などは(石原氏が3日に行った)記者会見をあまり出ていません。総合的に判断します」と、さらりかわした。

   藤井恒久アナ「意見も食い違っていました」

   野党からは「改めてもう一度(石原氏を)お呼びしたい」と再喚問を求める声も出た。自民党は反対するだろうか。

   司会の加藤浩次「なんでこうなったか、明らかにしなければいけない。プラス豊洲は安全かの判断を早くしないと」

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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