2024年 3月 29日 (金)

煮込みハンバーグをにんじんジュースでおいしく!老舗洋食店と同じ味「簡単デミグラスソース」

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   煮込みハンバーグはちょっとお安めの肉でもおいしいく食べられるのだが、肝心のソースの味が薄かったり深みがなかったりでなかなか上手に作れない。そこで、「解決!ゴハン」コーナーで洋食店オーナーシェフ大宮勝雄さんに「簡単デミグラスソース」のコツを聞いた。店では2週間煮込んで作るこのソースを、あるものを使ってそっくり簡単に作ろうというのだ。

 

   合びき肉(300グラム)、卵(1個)、パン粉(10グラム)を混ぜ合わせるときは、ボールを2重にして外側のボールに氷水をはる。「混ぜる時もゴムへらなどを使ってください。手だと肉だねが温かくなってゆるくなり固まらなくなってしまいます。とにかく温度をあげないこと」(大宮シェフ)

 

   サラダ油でいためたみじん切りたまねぎ(1個)の4分の3を加え、塩(2グラム)とこしょうをして糸が引くぐらいまでこねる。ラップに包んで叩いて空気を抜いて小判型に成型したら、いよいよ焼きだ。

 

   オリーブ油(大さじ半分)をひいて、「煙が出るくらいしっかりフライパンを熱して、強火で焼きます。焼き色が付いたらひっくり返し、残りのたまねぎを加えたら、さあ、煮込みの段階に入ります」(大宮シェフ)

 

   フライパンの空いたスペースに生しいたけ(15グラム)、しめじ(15グラム)を炒めながら、トマトの水煮(50グラム)、赤ワイン(100ミリリットル)、中農ソース(15グラム)をいっぺんに入れる。

    駒村多恵アナ「このあと、さらに2つのものを入れます。これでいい味になっていくんですよね」

チョコレートで味の深み

 

   ゲストの三田寛子(タレント)「お醤油とか?」

 

   大宮シェフ「ノー、ノー」

 

   「これです!」と見せたのは、にんじんベースの野菜ジュース(50ミリリットル)と板チョコ(4グラム)だった。これを煮込み中のハンバーグに投入した。「水煮トマトだけだと酸味が強く出過ぎるので、野菜ジュースで甘みを加えます。チョコレートはビターのもので、苦みがソースの深みになっていきます」(大宮シェフ)

 

   ハンバーグを取り出し、フライパンに残った汁にバター(20グラム)を加えて簡単デミグラスソースの完成である。食した三田は「ああ、本格的なデミグラスの味です。深みって苦みなんですね」

 

   大宮シェフ「そう、苦みなんです。ビターなチョコレートはカレーやシチューにも応用できますよ」

 

カズキ

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