普通預金はもったいなくない!金融商品の手数料に注意しよう

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   「先行きが不透明さを増す未来。みなさん、マネーの不安ありませんか?」(武田真一キャスター)

   いま株式などの投資をはじめる人が急増しているそうだ。年金への不安、税金負担の増加、石油や光熱費、日用品の値上げなど。個人株主は過去最高の約5000万人に達し、金融セミナーは大盛況だという。

   「知る人ぞ知る有名人」(番組ナレーション)の主婦、山田さん(仮名)も最近、本格的に投資に乗り出した1人。4人家族で暮らし、電気のブレーカーを落とすなどの徹底した節約策を行い、雑誌にもたびたび、節約の達人として登場した。しかし、「できる節約には限界がある」(山田さん)一方で、収入を増やすこともむずかしい。

   「夫の給料は増えないし、手当も減ったのに、税金は増えて、食料品のお値段は上がっていく。電気代も上がった。景気、どこがいいんですかね。誰がいいんですかね」(山田さん)

   預金をしても、現在の日本は超低金利政策のため、普通預金1000万円の1年間の利子は、ATMの時間外手数料分にもならない。

   「私は保守的なほうなので、(投資は)怖いと思っていた。でも、そうも言っていられない経済状況、社会。受け身では老後の生活もままならない」(山田さん)

   そこでアメリカドルで運用する外貨建て保険を最近、はじめたという。金利が高いドルならば、5年で10%お金を増やせる可能性があるという売り文句に引かれたそうだ。

   しかし、番組のスタジオゲストで経済評論家の山崎元さんは、金融業界は「不安」につけ込んで商品を売りつけようとしがちなので、注意が必要だという。

   「普通預金でおカネを遊ばせておくのはもったいない」といった決まり文句についても、いまは、ほかの商品でもたいした利回りは取れないので、普通預金にお金を置いていても、じつはもったいなくない。あわてる必要はない」(山崎)。

手数料は0.5%程度以下か?

   また株や投資信託、保険といったリスクのある商品を買う場合は、手数料が0.5%程度以下の低いものを選ばないと、儲けるのはむずかしくなるそうだ。しかし、金融業界はどうしても手数料の高い商品を売りがちだという。

   「たとえば投資信託で、100万円買うと販売手数料が3万円かかって、毎年1万5000円くらいの運用管理手数料がかかるといったものは、確実にダメです。(山田さんの)外貨建て保険も、手数料が非常に大きい。ドルが上がると儲かり、下がると損するが、ドルが上がった時の儲けは小さく、下がった時の損は大きい。商品選択としては、確実にダメということですね」(山崎)

   「山田さんの選択は、はたして吉と出るのでしょうか」(番組ナレーション)

クローズアップ現代+(2017年4月18日放送「"先行き不安病"を斬る! わが家のマネー防衛」)

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