「昭恵夫人の名前出すと財務省変わった」と籠池氏、民進党部会で証言...GW明け国会で集中審議

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   国有地の8億円値引き払い下げの森友学園問題で、蓮池泰典・前理事長が、先週金曜日(2017年4月28日)に開かれた民進党の調査チームの部会に姿を見せ、安倍昭恵夫人の名前を出すことで、財務省が変わったと話した。あくまで籠池氏の主張だが、本当なら安倍首相にも飛び火しかねない話だ。

   この中で籠池氏は、1)昭恵夫人には、土地の交渉経過を報告していた。またこのことを近畿財務局にも伝えていた、2)ある時期、突然財務省が前向きになった、スピーディーに動いてくれた、3)昭恵夫人には各方面で対応してもらった--などと、「昭恵夫人」の名前で、財務省が動いたことをうかがわせた。

   これを時系列で追っていくとわかりやすい。

   昭恵夫人が籠池氏と最初にあったのは、小学校の建設を決めた2012年10月で、この時安倍氏はまだ野党自民党の総裁で、首相になるのは、翌年1月だ。

   2014.4.25 昭恵夫人が幼稚園訪問。小学校建設予定地も見た。この時、「借地が難しい」と話し、夫人は「何かできることがあるか」と聞いた。

・同年夏ごろ、財務省の態度が前向きに。それまで定期借地に否定的だった。
・同年12.6 幼稚園で講演会
・同年12.17 土地定借に手厚い手引きつきの書類を提示(元財務相職員の山口真由氏は「考えられない」という)
・ 2015.2.10 国有財産近畿地方審議会が条件付き(財務状況)国有地貸付を認める
・ 同年 5.29 近畿財務局、定期借地契約を結ぶ
・ 同年 9.5 昭恵夫人、小学校の名誉校長に
・ 同年11.17 夫人付き谷査恵子氏からFAX
・ 2016.3.11 小学校建設用地地下からゴミ
・ 同3.15 財務相に田村室長と面会(録音が公開されている)
・ 同6.20 8億円値引きで土地購入決まる

昭恵夫人にひんぱんに報告していた籠池夫妻

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   昭恵夫人への報告は、籠池氏は「20回以上、1?2分」だったが、諄子夫人の場合はもっと多く、話す時間も「1?2時間もあった」という。籠池氏は、「特例とはこれかと思った」と言っている。

   司会の羽鳥慎一「昭恵夫人に報告していることを、財務省にも言ってる。これは大きな意味を持つのでは」

   田崎史郎氏(時事通信社特別解説委員)「と、籠池氏は言ってるということ。物的証拠もない。官邸サイドは、ウソじゃないかといってる」

   住田裕子(弁護士)「秘書が対応しているのだから、何らかの事実はある」

   もう一つ重大なことがある。8億円の値引きがどこから出たかだ。これまで、大阪航空局の調査による「ゴミ混入率が47.1%」というのが根拠、と言われていた。が、籠池氏は、財務省が土地の資料を持っていなかった、という。

   そこで、籠池氏が、建設業者に算出させて、3種類の数字を出した。結果的に8億円という値引き額は、その数字のひとつだったというのだ。

   玉川「あの土地の平均のゴミの割合は2.4%。それが一番大きい47.1%という数字になってる」

   あくまで、籠池氏の話だという。が、国会ではGW明けの8日、9日にこの問題の集中審議をする。他に検察も調べている。会計検査院もある。この両者は、財務省に切り込むはずだ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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