見るに忍びない子どもの虐待事件...観月ありさの強烈キャラに違和感
〈櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第2回〉(フジテレビ)

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   スタイルはいいけれどセリフ回しがわざとらしくて、好き嫌いの激しい観月ありさが主演のミステリー。真夜中にコンビニの外で5才位のハダシの女の子が保護される。博物館の事務員・館脇正太郎(藤ヶ谷大輔)と刑事の山路輝彦(高嶋政宏)らは女の子の家で、殺された母親と床下に隠された赤子を発見して救う話である。薬物中毒の男の虐待から子供たちを守って死んだ若い母の哀切な話である。刃物を振り回して刑事たちや館脇を襲う男が恐ろしい。
   男言葉の九条櫻子(観月ありさ)は骨が大好きという変わり者の標本士であるが、日本人形のように切り揃えた黒髪と棒読みのセリフがマッチせず、無理矢理に強烈キャラを演じようとしているみたいで違和感がある。もっと普通でもいいのに。梅というばあや(鷲尾真知子)にかしずかれているお嬢様という設定だが、悪いけど、観月にはお嬢様という環境に相応しい人品が感じられなくて、筆者には観月が主演30作目という宣伝文句が信じられない。「蓼食う虫もすきずき」の諺通り、彼女には男性ファンが多いのかもしれない。
   この人が出ていれば作品の価値が上がるという存在の上川隆也が、博物館職員の磯崎齊に扮しているが、格別重要な役でもなく勿体ない。はっきり言って役不足だ。それにしても近頃のテレビドラマには、子どもの虐待事件が多い。現実社会の投影かもしれないが、見るに忍びない。数字を取るために子供を使うのであれば安易すぎる。 (放送2017年4月30日21時~)

(黄蘭)

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