野性動物が跋扈!「福島原発」避難指示解除でも住めない・・・自宅壊され糞尿だらけ

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   東京電力福島第一原発事故による避難指示が一斉解除されて1か月余りたったが、帰還した住民を新たな困難が待ち受けていた。自宅や周辺に棲みつく野生動物だ。巨大イノシシはガラス戸を突き破って家に入り込み、台所に蓄えている食料を食い荒らす。

   空き家を覗くとアライグマの親子がいた。原発事故以前はこの地域でアライグマの棲息が確認されることはなかったが、現在は10軒以上の空き家を棲みかにしている。警戒心が強く、普段は人前に姿を見せないはずのキツネが、イベント会場に現れて餌をあることもあった。

住人いない人家は天国・・・エサ豊富で水場もある

   こうした状況から帰還を躊躇する人も出てきた。この6年間、故郷で暮らすのを心待ちにしていた蒔田幹男・郁子夫婦だったが、野生動物に入り込まれて自宅の部屋はボロボロ、フンや尿をまき散らし悪臭が漂っていた。「ここへ来ると体に変調をきたし、これでは帰還をやめようかなとなります」(郁子さん)と話す。

   武田真一キャスター「人が住めば、野生動物たちは山に戻っていくとは考えられないのでしょうか」

   福島で野生動物の調査を続ける東京農工大額の奥田圭・産学官連携研究員はこう説明した。「帰還する住民がまだ少ない状況ですので、人間の圧力が動物に伝わらない。さらに、野生動物たちにとって格好の棲みやすい場所になっているんです。空き家を棲家にし、庭には好物の栗とか柿があり、水路は彼らの水場になっています。なかなか離れないのではないでしょうか」

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