2024年 4月 19日 (金)

PSY健在とピコ太郎

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   動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で、日本が世界に誇るクールなJPOPやアジアを席巻するKPOPの美女グループが視聴回数何百万回を稼いで、世界的にも大人気――といった情報は、毎日のようにどこかしらで目にする。

   しかし結局のところ、現在までユーチューブでもっともウケたアジアの音楽系パフォーマーといえば、いささか皮肉なことに、韓国のPSYであり、「PPAP」の日本のピコ太郎。2人の共通点は、いかにも「奇妙で滑稽でアヤシいアジアン男性」ということだ。

   ピコ太郎の先達ともいえるPSYはご存知、「GANGNAM STYLE(江南スタイル)」で2012年に大ブレイク。ユーチューブで現在までに約28億回も視聴された同曲のビデオでは、奇妙な踊りとチープなビートで世界に衝撃を与えた。

   PSYに対しては、「まぐれ当たり」「one-hit wonder(奇跡の一発屋)」「なにがおもしろいのかわからない」といった声もかまびすしかったが、江南以降、5年間の長きにわたり、コンスタントに楽曲を発表している。先日5月10日には、8枚目のアルバムから「I LUV IT」「New Face」2曲のミュージック・ビデオをユーチューブに同時公開。約2週間で合計約6000万回、視聴されるなど健在ぶりを見せている。

   PSYが今後、少なくともインパクトの点で「江南スタイル」を超えることは至難の業かもしれないが、最新動画の視聴者からは「コイツはどんどんヘンになってくね」と、その進化(?)を評価するコメントが寄せられ、多くのサムアップ(いいね)を集めていた。

   なお、ほとんど話題になっていないが、「I LUV IT」にはピコ太郎も一部、出演している。PSYの辿った道を考えれば、ピコ太郎も、必ずしも一発屋で終わるという保証はないということになる。

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