トランプ政権すでに末期症状!次々漏れる不都合情報・・・側近たちがリーク

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   トランプ大統領のロシア・ゲート追及がこのまま拡大していけば、弾劾=辞任があるかもしれない。捜査しているモラー特別検察官は解任されたコミー前FBI長官と大統領の会話のメモも把握したという。ブレナン前CIA長官は下院公聴会で「ロシア側とトランプ陣営が接触した情報を私は目にした」と証言した。

   ブルッキングス研究所のエレイン・カマーク上級研究員は「疑惑が明らかになれば、弾劾にあたる重大問題です。FBIの捜査への干渉は大統領の行動として不適切。政府の基本的な仕組みすらわかっていない」と手厳しい。

早くもレイムダック状態

   トランプ辞任はあるのか。放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんは「ウォーターゲートは単純な事件だったが、今回はロシアと選挙が関わる。大統領の弾劾にもなりかねない重大犯罪です」という。

   中山俊宏・慶大教授は「相当に深刻な状況です。ただ、上下両院を共和党がとっており、弾劾は難しく、長期にレームダックになるのではでしょうか」と見ている。政策アナリストの横江公美さんは「トランプを生んだことが今のアメリカを表しています。共和党、民主党は相容れず、思想的な内戦状態です」

首席戦略官と娘婿が足引っ張りあい

   トランプ政権が深刻なのは、「ロシアゲート」の情報がすべてホワイトハウスから出ていることだ。「ワシントン・ポスト」がスクープしたロシアのラブロフ外相に機密情報を漏えいした一件も、密室でのやり取りで普通は漏れるはずがないことだった。

   NHKワシントン支局の油井秀樹記者はこう伝えた。「政権内の主導権争いもあります。首席戦略官のバノン氏と娘婿のクシュナー氏は、互いに自分に都合のいいことをリークしています。大統領の求心力が失われています」

   となれば、もう末期状態ではないか。これまでなら、大統領がピンチになると、ホワイトハウスのスタッフと官僚機構がなんとか対応したものだが、「トランプは何も知らないうえに、感情的で被害妄想だから彼らを動かせない」(スペクターさん)

   トランプ大統領は初の外遊でソフトイメージを振りまいているが、各国首脳から足下を見られてしまっている。

クローズアップ現代+(2017年5月25日放送「米国揺るがす"ロシア・ゲート"疑惑の深層」)

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