「しゃべりの達人」3人集まるとトークが化学反応する面白さ!
<おしゃべりオジサンと怒れる女>

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   古館伊知郎、坂上忍、千原ジュニアのオジサン3人が、世の中の様々なことに怒っている女性をゲストに迎え、トークを繰り広げる深夜バラエティー。

   この日のゲストは、「一人っ子の頭ん中」(中経出版)や「『ぼっち』の歩き方」(PHP研究所)などの著書があるフリーライターの朝井麻由美。「〝ぼっち〟に冷たい世の中」に怒っているという。ひと目見た時に、誰かに似ているなぁと思っていたら、じつはコラムニストの泉麻人の娘だという彼女。たしかに口元や輪郭などが父親そっくりである。古くから泉の親友という古館は、「今日は君には何もツッコまない」と宣言するが、やはりそうはいかなかった。

泉麻人の娘・朝井麻由美の怒ること

   まず朝井が怒っているのが、「焼き肉や鍋料理などは皆で食べると美味しい」という世間の常識の押しつけだという。そもそもこういった料理は、食べたい食材の順序や、食べるペース、火の通り具合がこれで良いと感じるタイミングが個々でかなり違う。にもかかわらず、それを「みんなで囲むと美味しいから」と強引に食べさせられるのは間違っているという主張だ。

   この意見に真っ先に賛同したのが坂上忍。「でも鍋はみんなで食べた方が絶対楽しいし、美味しい」というジュニアの反論にも「(人数に関係なく)味は変わんねぇんだから!」と一蹴する。そこに「まぁまぁ」と割って入ったのがやっぱり古館伊知郎。「歳を食ったらあとで本当に思い知るよ。1人で食べるのはエサ、2人以上で食べるのが食事というんです。食事は人間の文化的な行為なんです。霊長類はゴリラだって車座で食べますよ」とおなじみの古館節で、坂上と朝井の主張は「ただのワガママ」と諭す。しかしそれも結局、坂上には火に油で、「アナタ達はマウンテンゴリラのリーダー気質なんだよ!俺たちはワガママじゃないんだよ!」とさらに怒鳴り散らすシマツ。

   これに対して古館も、今度は感情むき出しに「(朝井と坂上の)2人の考え方は地獄の思想!」と反撃するも、ジュニアに「そういえばツッコまないとか言いながら、思いっきりツッコんでますやん!」と指摘されてしまい、これには「あ?そう!?いやこれは教育!教育!」と思わず照れ笑いだ。

トーク番組の見本のよう

   この番組は4月からスタートしたばかりだが、普段からテレビで「しゃべりの達人」として活躍中の3人が集まってトークするとこうなるのか!と、トークの化学反応を見せられているようで、毎回必ず面白い。最近のトーク番組のMCというのは、「しゃべりに定評のあるベテラン芸人1人とモデルや俳優などの組み合わせ」というのが非常に多いが、この3人の軽快かつ深みのある、さらに芸能界の先輩・後輩の絶妙なパワーバランスで成り立っているトークを聞くと、「トーク番組って本来こうあるべきだよね」と、なんだかワクワクさせられる。

   正直、キャラクターの濃いメンツではあるが、ちょっとでも興味があればぜひ一度チェックしてみてほしい。ここ最近の深夜番組の中ではイチオシです。

(テレビ東京系 5月20日(土)深夜23時55分~)

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