バラエティーへの起用は勿体ない2人 肉親は凶悪犯の心も変えるのか!
〈土曜プレミアム 絶体絶命クライシス~その瞬間命は救われた~小栗旬×西島秀俊〉(フジテレビ)

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   この局の連続ドラマ「CRISIS」は久しぶりに出来がいいのに、視聴率がトップクラスというわけにはいかない。だから、焦った作り手が、視聴率アップのために「CRISIS」の主演者2人をバラエティのナビゲーターに起用した。だが、それは違うだろう。巧みなアクションや表情でドラマの中に引き込んでいる小栗旬と西島秀俊が、実写の事件映像の「お勧めセリフ」を言わされている。勿体ない。
   事件は古い実写物の羅列。特に丁寧に放映したのはアメリカでの事件だ。スクールバスに取り付けられていた監視カメラに、怯える子供たちが映っている。狂気の男が運転手を殺し、目の前にいた5歳のイーサンを人質として連れ去る。男は公園に地下室を掘り、爆弾を仕掛け、なかんずく、地下室から長いパイプを何メートルも引いて、その先に潜航艇のような腕を地上に出して、そこからしか地上と地下とはコミュニケーションが取れないようにした。
   FBIの HRT(人質救出チーム)がパイプを通して電話を設置し、その時に中の様子がわかるようにカメラも仕掛けた。HRTが突入するチャンスはなかなか来ない。犯人はストレスで次第に激高し、イーサンの命が危なくなる。そこで長い間音信不通だった男の娘を説得し現場に来させる一方で、「娘がここに向かっている」と伝えると彼は豹変した。身嗜みを整えるために幼児から離れた瞬間、狙撃手が突入、人質の命が助かった。肉親は凶悪犯の心も変えるのか。(放送2017年5月27日21時~)

(黄蘭)

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