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忍者が足りない!各地のテーマパーク深刻・・・仕事きついし給料は安い

   外国人観光客に人気の忍者ショーに異変が起きている。北海道登別市のテーマパーク「登別伊達時代村」の忍者役は8人だが、1日20分のショーを6回、ほぼ毎日行うため体はボロボロ。1人も欠けられない状態だという。佐賀県嬉野市のテーマパーク「肥前夢街道」の忍者不足はさらに深刻だ。8人いた忍者が3人に減ってしまい、照明や音響も自分たちでやるしかない。

   日本忍者協議会の溝畑宏理事は「忍者人気に必要な人材の量と、供給していく人材の量にかなりギャップがあります」という。アクションが見せものなので体力が必要で、休みが少なく、給料も安いのでなり手がいないのだそうだ。

プロの忍者になるためには修行2年

   東京・西東京市の忍者養成教室「アストアクションスクール」長谷川晃誉代表は「プロの忍者になるためには1~2年の勉強が必要」と言う。外国人観光客の忍者を見る目が肥え、忍者に求められる質が高まっているからだ。東京五輪に向けて需要が高まる中、忍者不足は深刻な問題だという。

   司会の夏目三久「解決策がいくつか出ていましたが、沢松さん、どうですか?」とコメンテーターで元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子に話を振る。「私は忍者顔も大事にしてほしいというのがありますね」

   夏目「忍者顔って、どんな顔ですか」

   沢松「キリッとした目ですかね」