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日本で最初にラーメン食べたの黄門さま!?友近・飯尾「京都・太秦映画村」で時代劇主人公なりきり

   <旅ずきんちゃん(CSC・TBS系)>いつか行こうと思っているけど、まだ行ったことない有名観光地やテーマパークってありますよね。東京スカイツリー、上野動物園のパンダ、富士山、大阪城などです。京都の東映太秦映画村もそんな場所の一つではないでしょうか。テレビドラマの「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「遠山の金さん」などが撮影された「時代劇の聖地」で、撮影所を1975年にテーマパークにリニュアルしました。

   その映画村に友近、ずんの飯尾和樹、虻川美穂子、紅蘭がやってきました。衣装のレンタルもあって、女性3人は町娘姿、飯尾さんは丁稚風で登場です。時代劇研究家のペリー荻野さん作成の「しおり」を片手に、さっそく殺陣ショーを見に行きます。

   荻野さんによると、殺陣は斬られ役に注目だそうです。斬られ役がうまいと迫力のあるチャンバラになるのです。どう斬られるか、どう倒れるか。さまざまな工夫が重ねられて、今日の殺陣の型が生みだされたのです。

   ショーの最後にお客さんが参加できるコーナーがありました。友近さんが斬り役に挑戦。なかなかうまく立ち回れないのですが、ベテランの斬られ役の役者さんは、友近さんの動きに合わせて刀の前に自分の体を差し出して、見事に切られました。呼吸といい、間合いといい、流れるような動きでした。

時代劇の主役になった気分で大はしゃぎ

   次に向かったのは「水戸黄門漫遊の館」です。紋所が彫られた印籠や笠、衣装や杖などドラマで使われた小道具がずらりと展示されています。印籠は何種類かあったようです。

   映画村には大きな太鼓橋があります。「黄門さま一行は全国を巡っていますが、ほとんどをこの映画村で撮っているんです。ドラマで出てくる橋はだいたいこの橋で、毎回、橋の名前と撮る角度を変えていたんです」と荻野さんの解説が流れました。

   ここでビックリ情報。黄門さまはラーメンが好きだったって知っていましたか。黄門さまは新しもの好きで、日本で初めてラーメンを食べたとされているんだそうです。でも、江戸時代前期にラーメンなんてあったのでしょうか。まあ、そのへんは"大人の判断"ということにして、お食事処に行くと「水戸藩ラーメン」がありました。普通の醤油ラーメンですが、「うわあ、チンゲン菜が2本も入ってる。これはチンゲン菜ラーメンですよね。なんか、麺もちょっと違います」と友近さんが食レポします。

   麺にレンコンが練り込まれていて、おろしにんにく、ねぎ、らっきょうの薬味が付いています。ラーメンに薬味が別に付いてくるのは珍しいですが、しかもらっきょうですよ。 でも、店員さんに「文献ではそうなっています」と断言されては、みんなも納得するしかありませんでした。

   再現された吉原遊郭では女郎ごっこで映画の主人公気分になったりと、なんとも楽しそう。うん、今度こそ行ってみたくなりました。ライブショーは殺陣のほかに忍者ショーなどいろいろあって、日替わりのようです。出掛ける前にご確認を。入場料は2200円です。