破壊か創造か カップヌードルのCM

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   しばしば物議をかもす意欲的なCMを制作し続ける日清食品カップヌードルの新CMシリーズ第1弾が、狙い通り(?)に話題となっている。

   2017年のカップヌードルのテーマ「青春」(あおはる)をもとに作られたのは、「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」。動画サイトのYouTube(ユーチューブ)などで6月中旬に公開、数日間で約160万回視聴された。

   「魔女の宅急便」は、同名の児童文学を原作にしたアニメ映画で広く知られる。宮崎駿さんが監督し、スタジオジブリが制作した同作では、ヨーロッパ風な街を舞台に、少女キキと少年とんぼの交流などが描かれる。

   今回のCMは、キキととんぼが「『この現代で高校生活を送っていたら?』という『もしも』を描いた」そうで、2人の「青春」ぶりを見せつける内容だ。

   これに対して、ユーチューブ上では視聴者のフィードバックコメントは設定されていないが、ネット上では「高校生のキキもかわいい」「これはアリ」といった感想がある一方、「違和感を覚えた」「原作(映画)の世界観を破壊している」などの反応もある。

   ジブリ映画とくらべると、CMでは舞台が日本になっていること、キャラクターの雰囲気や声などが違うなどの点が「違和感」につながっているようだ。また、2人の関係の描き方にも「安直だ」といった批判がある。

   日清食品の広報はCMについて、「魔女の宅急便」の原作者の許可を得た上で、「まったく新しい『魔女の宅急便』を制作する意図だった」http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/19/hungry-days-majotaku_n_17204462.htmlと説明。原作ともアニメ作品とも異なるパラレルワールドだとしている。

   なお、アニメ映画を制作したスタジオジブリのCMへの評価は不明だ。

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