籠池氏が安倍首相夫妻に「100万円返しに来た」 パフォーマンスは空振りに

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   国有地「8億円値引き」払い下げの森友学園疑惑の中心人物、籠池泰典・元理事長が昨日21日(2017年6月)夜突然、東京・神田に現れた。安倍首相の寄付だと主張する「100万円を返しに来た」というのだったが、結局夫妻には会えなかった。学園は先日、補助金不正受給で家宅捜索を受けたばかり。なんで今頃? この人のやることはいつもきな臭い。

   籠池氏が訪れたのは、安倍昭恵夫人が経営する神田の居酒屋。集まった記者たちに、「寄付で頂いた100万円。学校の建設ができなくなったから返しに来た。直に頂いたんだから、直にお返し」と、封筒から札束を見せていう。

   午後8時20分、居酒屋に入ったが、夫人は不在で、店側も受け取らず。この後午後9時には総理の私邸を訪ねて、警備の警察官に遮られた。この日、安倍夫妻は公邸にいたという。

   この100万円は、3月の国会証人喚問で明らかにしたもので、森友学園を訪れた昭恵夫人が、人払いをした後、籠池氏に「安倍晋三からです」と直に手渡されたという。しかし、昭恵夫人はツイッターでこれを否定。首相も国会で完全否定した。真偽はいぜん不明のままだ。

   森友学園は19日、家宅捜索を受けた。容疑は、国と大阪府からの補助金を不正に受けていたというものだが、籠池氏は、国策捜査だと主張する。「(家宅捜索が)安倍首相の(国会終了後の)記者会見直後という捜査手法には、強烈な違和感を覚える」「国策捜査ですから、逮捕しようと思ったら、石ころを蹴っても逮捕できる。逮捕されるだろうと思っている」と言っていた。

「札束」をチラチラと見せるだけ

   この日の「100万円」も、「逮捕されたら、返せなくなるから」ということのようだ。ただ、籠池氏がチラチラと見せる札束を、記者が再度見せてもらうと、束の両端は確かに1万円札だが、真ん中の部分の紙の色が妙に白っぽい。さらに見せてと言ったが、もう出さなかった。

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   司会の小倉智昭「加計学園が焦点になっている時になんでこんなパフォーマンスをするんだろう。あの札束も、真ん中は白い紙で、どう見ても2万円」

   ニュースデスクの笠井信輔「受け取って、2万円だった時、何か考えていたかも」

   小倉「受け取らないと思って、やってるよ。こういうことやればやるほど、国会証言が嘘じゃないかと思われる」

   橋口いくよ(作家)「キャラが立ちすぎて、誤解されるタイプ」

   小倉「虚言癖があるんじゃないか、という人はかなりいる」

   笠井「小学校の開設で国と大阪府が優遇していたんじゃないか、という疑惑は何ら解決していない」

   小倉「昭恵夫人の件もね」

   神田の居酒屋に大勢の記者がいたのは、予告があったからだろう。そして、居酒屋へ入る籠池氏に、「何やってんだよー。やめろよー。冗談じゃないよ」と罵声が飛んでいた。あれは誰の声なのか。きな臭いところをちゃんと伝えてくれないとね。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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