卓球ブームの裏で悪知恵使い不公平な場所取り横行 同じ顔ぶれで団体使い回し

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   10代の天才卓球選手の活躍で、「卓球は自分のペースでできるから」「退職後に卓球を始めた」という高齢者を中心に空前の卓球ブームだという。

   ところが、卓球人口の急増の裏で、悪知恵を使って場所取りを行い、騒動に発展するケースが起きている。番組ではその一つ、大阪・枚方市で起きている騒動を伝えた。

   枚方市の『ふれあい卓球クラブ』(会員180人)の森脇稔会長は「1カ月に1回しか予約がとれないんですよ」と嘆く。理由は、ある特定の団体が悪知恵を使って頻繁に利用しているからという。

   枚方市ではここ数年卓球クラブが急増し、市に登録している団体は100に達している。これら卓球クラブが安い市民体育館の卓球台を利用するには抽選があり、一団体(10人以上)につき、ひと月20件まで予約申し込みができる。

同じメンバーで17も団体登録

   ところが、ある団体ではメンバーが同じなのに17もの名前を使って団体登録し、抽選で当たる確率を上げているという。17団体がそれぞれ月20件申し込めば340件、当たる確率は当然、高くなる。

ルールの甘さが問題

   そこで番組スタッフがこの市民体育館を訪れ、4日間に渡りチェックしたところ、A卓球クラブでプレーしていた6人が、翌日B卓球クラブでも、さらにその次の日C卓球クラブでも同じ顔ぶれでプレーしていた。

   そこでこの団体の会長に問い質すと、9年前から抽選に当たる確率を上げるために別の団体を作り始め、17団体あることは認めたが、「あくまで団体同士の合同練習をしているので問題はない。おかしかったら市が一つにするよう決めたらいい」と開き直った。

   しかし、市民体育館を管理している枚方体育協会の矢寺重敏事務局次長は「団体がある程度の合同練習をしているのは理解している。それが同一団体かどうかの認識はしていません」という。

   スタジオでは、司会の国分太一が「難しいですね~」と声をあげたが、お笑い芸人『オリエンタルラジオ』の中田敦彦が「ルールの甘さを巧みに使っている。難しいからと取り締まらないと増えるばかりだ」と訝る。

   こうした公共施設の不正利用は他にも横行していそうだが、2人以上の同一名がある団体の登録やプレーを認めないなどルールを厳しくし、コンピューターでチェックすることによって簡単に排除できるはずだ。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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