2018年 9月 24日 (月)

「獣医学部を全国展開」安倍首相の発言が波紋 記者と菅官房長官が激しいやり取り

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   「獣医学部を2校でも3校でもつくって全国展開しよう」という安倍首相の発言が波紋を広げている。加計学園の獣医学部新設について「空白地帯に限って1校だけを認める」「私がどこにしろと指示できることではない」などと説明してきたのに、おかしいではないかという批判だ。きのう27日(2017年6月)も、菅官房長官と記者の間で激しいやり取りが交わされた。

   首相官邸の記者会見で、記者から「疑惑を払しょくするための発言ととれる」「国家戦略特区の基本方針と矛盾するのではないか」との質問が出た。菅長官は「とりあえず1校つくり、それがよければ全国展開するのは、ある意味で当然のこと」として、国家戦略特区の方針に反しないと言い返した。

   政府が閣議決定した基本方針は「特区の実施状況の評価に基づき、成果を全国に広げる」と定めている。しかし、問題の加計学園獣医学部の新設はまだ文科省の審査段階で、認可もされていない。

与党からも疑問の声

   そこで獣医師や研究者からは、首相発言に「驚愕すべき暴言」(北海道大学の稲葉睦教授)といった批判が噴出。民進党が「これまでの説明とまったくちがう」と猛反発したほか、与党内からも「今までの議論は何だったのかといわれてもしかたない」「首相はやっぱり加計学園ありきと言われるのがいやだったのでは」という声が上がった。

首相は迷走

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「加計問題は1校にしたことではなく、首相に近い関係者を優遇したことに疑いがある。首相発言はずれている」

   浜田敬子(雑誌編集長)「異論が出るのは当然で、首相は都議選を前に焦っているのでは」

   司会の羽鳥慎一「首相は言うことが変わってきている。迷走している」

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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