もっとおいしくお酢を飲む!「酸っぱい+酸っぱい」で夏バテ防止
お酢の健康・美容効果はよく知られている。内臓脂肪、血圧、血糖値をグンと下げ、さらにこの時季は夏バテ防止の効果も高いということで、古野晶子アナが「夏こそビネガー。おいしいとり方を紹介します」とお酢情報を集めて来た。
まず、飲む酢を14年前から提唱している醸造会社社長・内堀光康さんに、「お酢は何で割ったらおいしいか」を聞きに行った。岐阜・八百津町の工場で古野アナが試してみる。お湯は「まろやかになります。お水で割るよりトローンとした感じ」でいけた。次に甘酒は「これ、ちょっとまずい。甘いだろうと思ったら、酸っぱいのが攻めてくる感じ。合わないですねえ」
内堀さん「甘味で酸っぱさは抑えられません。かえって、酸っぱさが強調されてしまいます」
同様にスポーツドリンク割りもNGだ。最悪は緑茶。古野アナはいまにも吐き出しそう。タンニンとお酢は最凶の組み合わせらしい。紅茶、コーヒーもタンニンが含まれるので合わない。
グレープフルーツやトマトジュースと相性ぴったり
「酸っぱいものと酸っぱいものを合わせると、お酢のツンとしたところがなくなります」と、内堀さんがスタジオでドリンクを作ってみせた。一つは「グレープフルーツレモンビネガー」で、グレープフルーツ(大1個)を絞り、米酢(大さじ1)、レモン汁(小さじ2)を加えたものだ。ゲストの中村江里子(タレント)は「いい感じです。おいしい」とゴクゴク飲んでいる。
もう1品は「トマト&ビネガー」。トマト(1個)を皮ごとすり下ろし、レモン汁(小さじ1)、オリーブ油(小さじ1)、はちみつ(小さじ1)を加え、こしょうを振る。ゲストの岩尾望(フットボールアワー)が恐る恐る飲む。「トマトが苦手なんですが、全然いけますね」
内堀さん「お酢にはトマトの香りを消すという特徴があります」
トマトをすり下ろす手間を省いて、100%トマトジュースでも作れるんじゃないかな。