2024年 4月 25日 (木)

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「テレビで見たくない女」松居一代

   ところで、今「テレビで見たくない女」というアンケートを取ったら、第1位は豊田真由子ではなく、松居一代になるのではないか。

   男からも女からもこれほど嫌われるキャラというのは、そうはいない。立川談志は生前、デビ夫人、野村サッチーと同じテレビに出るとチン○○が腐るといって、局から帰ったと高座で笑わせていたが、今の松居を見たらなんというだろう。

   その松居一代を高級ホテルへ呼んで「独占告白」をさせたのは週刊新潮である。しゃべった時間は6時間。一方的な彼女の毒舌を、よく耐えられたものだと、妙な感心をした。

   それだけ長きにわたってしゃべらせたのに、さほど目新しいことがないのは、週刊新潮らしくない。

   いくつか挙げてみる。松居がYouTubeやブログで夫・船越を告発し始めたところ、船越の所属プロダクションである「ホリプロ」の顧問弁護士からテレビ局へFAXで、松居の話は事実無根であるといってきた。

   さらに松居がやっていることは船越へのプライバシー侵害であるから、「今後、本件動画及び、同動画中でなされている松居氏の発言、ブログ等の記載等を取り上げ、一方的な報道をなされることは避けて頂きたく、その旨通知する次第です」

   こんなものは無視するだろうと思ったら、週刊新潮によれば、フジテレビの「とくダネ!」、TBSの「ゴゴスマ」などいくつかは、FAXを受け取った10日と11日は松居ネタを一切取り上げなかったという。

   松居がハワイの不倫相手といっている人間と船越は不倫関係にはないと書いている女性セブンも、「ホリプロ」と結託していると、松居は口撃している。

   そのほか、ハワイの不倫相手とは別に、脚本家の大宮エリーが船越と深い関係にあると話している。大宮側は「事実誤認」だとしている。

   船越がつくった両親の位牌の命日がともに違っているそうだ。「船越はご位牌一つ、ちゃんと作れないいい加減な男なんです」(松居)

   松居のDVに船越は長年苦しんできたという批判には、「船越と結婚してから一度も救急車など呼んだことはありません」と全否定。

   今回の告白の最大のものはこれだろう。船越が浮気ができない理由として、糖尿病で勃起不全になっていることは何度も話しているが、もう1つは「彼、カツラですから。だからできないって思っていたんです。カツラだと、行為中に動くと、ズレちゃうでしょ?」

   カツラを数十個持っているそうだ。今年1月に船越がロスへ行ったのは「自毛植毛」の手術を受けるためだったとバラしている。

   これだけプライバシーをバラされたら二枚目商売は上がったりだろう。船越は松居が「顔も見たくない、声も聞きたくない。私が納得するような謝罪の仕方をしてくれた時には、すぐ別れます」といっているのだから、これ以上恥部をバラされないうちに、怖いだろうが、話し合ったほうがいいと思う。

   不倫がバレれば松居一代ほどではなくても、女房は怖いものだ。楽しかった不倫の日々は遠ざかり、苦しきことのみ多かりき。だが、なまなかな反省では許してはくれない。この苦しみが永遠に続くのであれば、死んだほうがましだと思うようになる。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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