平凡な役がサマになる錦戸亮 上司のパワハラはスレスレものか
<ウチの夫は仕事ができない 第1回、第2回>(日本テレビ)

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   お仕事ホームドラマの定番。このタイトルでは、ははん、仕事ができないダメ亭主が、奮闘努力の末に立派なデキる男に成長するのだろうと予測できてしまうから、あんまり得な題名ではないナ。

   イベント会社社員の小林司(錦戸亮)と妻の沙也加(松岡茉優)はお互いを「つかささん」「さやかさん」と呼び合う初々しい惚れあった夫婦。沙也加は夫を尊敬し、ルックスよし、高学歴、高収入のデキる男と信じてきたが、実は真逆で、会社では異動ばかりさせられているお荷物社員だったと知る。異動先でも馬鹿にされた司は、辞表を書いて会社を休むが、妻の妊娠で退職を思いとどまる。

   マネジャーが強いと、あまり魅力もないのに主役をゲットできるのかと、かつては呆れるくらい格別な才能も感じなかった錦戸が、その平凡さゆえに只のサラリーマンに扮すると違和感がなく、結構サマになっていることを発見。若妻に扮した松岡も素直で可愛らしい専業主婦に向いている。但し、会社の中でのチームリーダー・土方俊治(佐藤隆太)や上司・壇蜜の描き方は、パワハラ告発が怖い現代ではスレスレである。かつてはエロ路線で有名になった壇蜜を、男臭い(?)企業戦士として使うのは、ある意味新鮮ではあるが。

   夜10時ならば、サラリーマンがほぼ帰宅している時間、こうしたドラマを共感して見るか、と問われれば、現実社会はそんなに甘いものじゃないよと反発を食うかもしれない。
(放送2017年7月15日22時~)

(黄蘭)

採点:0.5
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