2024年 4月 23日 (火)

またパクリ!?中国版ウルトラマン映画―円谷プロ「一切関知してない」

40年以上前の不可解な契約書

   中国側は、円谷プロが40年以上前の1976年にタイ人実業家に譲ったウルトラマンシリーズの海外における著作権を買ったと主張している。円谷プロはこれについても、「そのような事実は把握しておりません」と否定する。ただ、この契約書というものが実際にあって、それが本物かどうかをめぐって20年争いが続いているのだという。その結果、タイでは契約書が偽物とされて円谷プロが勝訴したが、中国では有効と判断された。

   小倉「著作権は譲渡されたということですか」

   笠井信輔ニュースデスク「まさにそこで、円谷プロは新規映像著作物の制作でのウルトラマンシリーズのキャラクターの翻案・改変の権利は円谷プロに帰属するとしていて、訴訟も辞さないと言っています」

   小倉「譲渡があったとしても、初期作品のことでしょうね」

   もし中国版の出来が良ければ、こちらのウルトラマンの方が人気者になってしまうかもしれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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