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ポケモン登場から1年、いまやってるのは中高年だけ! 意外なところにファンがいた

「みなさん、1年前に社会現象になったこと、覚えていますか」

   リポーターの中山美香が問い掛ける。実は「ポケモンGO」のこと。現在、どうなっているのか。

   ポケモンGOはスマートフォンのGPS機能を利用してポケモンといわれるキャラクターを捕獲するゲーム。日本に配信されたのは去年(2017年)の7月だった。若者中心に男も女もポケモン探しに熱中した。新名所の東京スカイツリーでも携帯片手のポケモンプレイヤーがあふれかえっていたが、きのう24日(2017年7月)、中山が行ってみると観光客と子どもしかいない。聖地といわれた東京都墨田区の錦糸公園でも、それらしき人はいなかった。

   ところが、意外な情報があった。「錦糸町駅南口に行ってみたら」といわれ訪れると、ベンチに座ってポケモンを探す人たちがいた、いた。若い人たちは少ない。中高年がほとんどだ。

   50代の男性は「子どもの代わりにやっています」。別の50代は「いい年になって狩りみたいなハンターになれた。電車に乗らないで歩くようになっています。定年後の楽しみが出来ましたね」。もう1人の50代「地図がリアルなのでゲームだけやっている感覚じゃないですよね。東京にもこんな公園があるんだなと新しいことを知る楽しみもあります」。1年間の移動距離を聞いてみたら、なんと2452キロ、稚内から那覇までと同じくらいの距離だ。

定期的ユーザーは半減

   ある調査によると、定期的にポケモンを続けている人は1年前と比べ約半分に減っているが、それでも440万人おり、年代別では40代以上が5割近くいるという。

   司会の加藤浩次が「ポケモン、知ってますか」と、特別コメンテーターの将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(仙台白百合女子大学客員教授)に聞くと「知っています。歩くのがいいので始めたいと思っていました」

   加藤「始めませんか。あとで説明しますよ」。加藤九段は77歳だ。