コメディなのかシリアスなのか中途半端 面白いんだかつまらないんだかよくわからん
〈ハロー張りネズミ 第4回〉(TBS系)

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   真夏の夜のオカルト話。七瀬五郎(瑛太)が属するあかつか探偵事務所に有名な漫画家の北村が相談に来る。シングルマザーで、仕事場に行く時には子供の七恵を1人で留守番させていたが、彼女の挙動がおかしいという。早速部屋にカメラをつけてモニターすると、七恵が見えない誰かと話しながら、「だっこして」と宙に浮くのだ。
   そこへ霊媒師の河合節子(蒼井優)が登場して、北村の一部屋の柱に霊が取り付いていると診断する。この柱からニューッと黒い手が伸びてきて頭を掴むシーンは怖い。河合はお払いの祝詞を唱えながら柱にしめ縄を巻き付ける。蒼井優の、笑顔を見せたかと思うと次の瞬間、「すわった」目つきが怖い。なんだこりゃ怪談話なのか。
   筆者は見たことがない映画監督・大根仁の脚本と演出で、通の間では期待された連ドラらしいが、今のところ面白いんだかつまらないんだかよくわからん。瑛太の飄々と、男臭い森田剛の見掛け倒しと、美人の四俵蘭子(深田恭子)、呑兵衛の所長・風かほる(山口智子)など多士済々。ワンパターンのテレビドラマより新鮮ではある。
   瑛太のいつもながら眠そうなキャラクターが鋭い解決に導くのかどうか、次回を見てみないと分からない。漫画原作(弘兼憲史)らしくぶっ飛んだ探偵話ならば見てもいいが、今までのところコメディなのかシリアスなのか中途半端である。それにしても、山口智子、かつてのトレンディ女王がくすんだ中年になって情けない。
(放送2017年8月4日22時~)

(黄蘭)

採点:0.5
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