2018年 5月 23日 (水)

京都の夏にコワ~イ話・・・粋な企画がもったいない盛り込み過ぎ!100話はさすがに無理でしょ
<スーパープレミアム 京都異界中継>(NHK・BSプレミアム)

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   4時間も使って京都の異界中継とは、BSは余程ソフトが足りないのかい?と、いじわる質問はさて置いて。メインは貴船神社の特設席に左から武内陶子アナウンサーと美人タレント・平祐奈、篠原ともえらと、作家の夢枕獏と学者。その横には100本のローソクが燃えている。4時間の中継中に100の怖い話を連続し、ローソクを1本ずつ消してゆくのだが、話は結構はしょりっぱなしである。
   噺家のミニ舞台や能舞台や伏見稲荷神社の長い長い鳥居の前での踊り、終わりの方では足りなくなったのか「江戸の番町皿屋敷」まで出てきた。100話というのは無理があるのだ。人間国宝の能楽師・大槻文蔵による夫に浮気をされた女房の恨み節の舞いがあり、エンタメの歌舞伎とは違って、能舞台は高尚な芸術扱いをされているが、話の内容は至って下世話な男女の物語なのである。
   筆者も京都マニアであるが、妖怪や鬼や祖霊神霊の類には疎く、ちょっとゾクッとする小話は結構面白い。ところどころに悪趣味な絵のマンガが出てきた。その中で有名な鴨川べりの「等間隔のアベック」は、実は秀吉に命じられて一族郎党打ち首にされた関白秀次の親族の、生首が等間隔に置かれていたからという珍説(?)はホントかいな。
   レポーターの1人としてミュージカルスターの石丸幹二も出ていたが、余り活躍せず。勿体ない。宝の持ち腐れだ。蒸し暑い盆地の夏の夜、「異界中継」とは粋な企画であった。毎年やって。(放送2017年8月9日19時~)

(黄蘭)

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