2024年 4月 20日 (土)

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安倍政権が描く「年金あてにするな。高齢者も死ぬまで働け」

   週刊ポストは安倍政権がいま奸計をめぐらしているのは「みんな75歳まで働け」ということだと喝破している。要は、年金・医療・介護を合わせた社会保障制度を高齢者搾取の道具にしようというのである。週刊ポストの小見出しを見ただけで、その手口がよくわかる。

   「高齢者は働いて社会保障の"支え手"になれ」「楽隠居は認めない。死ぬまで働け」「健康なうちは年金を支給しない」「自己責任で老後資金を捻出せよ」「90歳になるまで医療費は3割負担」「高齢者は介護施設から出てってくれ」「でも、子供や孫世代からも搾取します」

   週刊ポストはこう結ぶ。<安倍首相が「成長戦略」を話し合う未来投資会議で介護や医療の論議をしていること自体、社会保障を高齢者のためでも子孫のためでもなく、金儲けの種としか考えていない証拠なのだ>

   何も付け加える事はない。

   週刊文春は「絶対後悔しない看取り」にかなりのページを割いている。目新しいことはないが、終活にあたって、忘れがちなのがパソコンやスマホに残されている「デジタルデータ」の処理というのは、たしかにそのとおりである。

   今更、履歴に残っているワイセツ動画を消そうとは思わないが、人間を長くやっていると、かなりの有料アプリを入れている。アマゾンのプライム会員、Netflix、Evernote、dマガジン、JRA-VAN、朝日新聞デジタル版など、毎月払っているものが多くある。これを整理しておかないと、銀行口座を閉鎖するまで取られ続けるだろうから、早いこと整理しておかなくては。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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